9/29(月)
昨日は、The Sky Gate~清水ひろみ(vo)神田芳郎(b)能勢英史(g)ライブを開催しました。
昨日のライブは「客席半分以上がマダムで占められたライブ!彼女達の拍手や視線を大いに受けながら、心より愛するジャズを歌うヴォーカリスト清水ひろみさんが、神田芳郎&能勢英史シッカとしたベテランデュオと披露した快適トリオライブ、しかも初公開清水ひろみウクレレデビューライブ」 でもありました。
1. Cute インスト
2. Comes love
3. Moonlight Serenade
4. Tea for two
5. Polka dots and moonbeams
6. Antonio's song
7.Lover come back to me
1. Rose
2. I'm gonna sit right down and write myself a letter
3. 遠くへ行きたい
4.Taking a chance on love
5. You make me feel so young
6. I got rhythm
7. You belong to me
encore. Stand by me
1st1曲目は、神田&能勢お二人の演奏で「Cute」 。神田さんのベースが鳴り響き渡ります。
そして能勢さんのピーンとした緊張感ある爪弾き、The Sky Gateの恒例の1曲目のインスト
デュオ。
その神田さんの「Polka dots~」「Lover come~」他のベースが心地良すぎでした。
普通の顔して、難しくも音の合う気持ちの良い所、そして易しい所も、素敵な生音で鳴らすから
たまりません。
そんな神田さんとの演奏がマッチする能勢さんですが、「Tea for two」では清水さんと、少し高い音で、しかも透き通った声でハモってくれました!(「嘘だろ」と思う方は、どこぞで能勢さんのハモりを聴いてみてください)「Moonlight Serenade」他能勢さんのスインギーな爪弾きにマダム軍団は拍手を送っていました。
本当にジャズを歌う喜びに溢れている清水ひろみさん。派手にそれをアピールするのではなく、こちらに伝わってきます。歌詞の意味や背景を伝えてくれるので、こちらも聴く姿勢が整い、共感出来ます。選曲に最後の最後まで気を配り、聴衆を楽しませようとしてくれます。
さらに、今回は何と習い始めたウクレレのお披露目をしてくれて、とても受けました。
ご自分はまだまだと仰ってましたが、とても新鮮な感じで「Rose」はとても良かったのでした。
神田&能勢、強力なバックもあり、ウクレレトリオは次回へと続く約束をして、、
アンコール「Stand by me」をウクレレで締めていただき、ライブは終わりました。
9/28(日)The Sky Gate~清水ひろみ(vo)神田芳郎(b)能勢英史(g)14時~ ¥3000 |
清水さんの変わらぬ魅力にゆっくり浸りに来て下さい。
又、神田さんの渋いベースと、能勢さんのスウィングフルなギターの
インスト曲もお楽しみ下さい。そのお二人が清水さんの魅力をさらに全開させます!
The Sky Gateの絶妙なコンビネーションをライブで味わって下さい。
終了しました。
清水ひろみ
大阪梅田にライブ・ハウス≪JAZZ・ON TOP≫をオープン。 ハウスシンガーとして歌う
他全国のジャズフェスティバルやコンサートホールおよびジャズクラブにも多数出演する。
2004年と2005年、2年連続ニューヨーク≪ブルーノート≫公演では、地元のファンを
沸かせ、ジャズの本場ニューヨークでも確固たる実績を積む。 2010年7月、欧州名門
ジャズフェスティバル、≪ウンブリア・ジャズ(伊)≫、≪アンティーブ・ジュアン・レ・パン国際ジャズフェスティバル(仏)≫に出演し好評を博す。 また11月、ドン・フリードマン・トリオとニューヨーク≪ディジーズクラブ≫に出演。これまでにCDを7枚リリース。中でも「ケニー・バロン」や、「ドン・フリードマン」との共演作は、ヴォーカル傑作盤として日本をはじめ、世界各国のジャズ専門誌から高い評価を受けている。 今、国内外で最も
注目されている国際派ジャズシンガーである。
神田芳郎
1972年同志社大学入学と同時に軽音楽部に入部しベースを始める。1975年より
プロとしての活動を開始する。米田正義トリオ、藤井貞泰トリオ、を経て'80より古谷充
カルテットに参加。'88頃より東原力哉、田中裕士、と”トランジション”を結成。後に
古谷充が参加し日野皓正、渡辺香津美、峰厚介、などと数多くのセッションを経験する。 2000年度の「中山正治ジャズ大賞」及び「なにわ芸術祭新人賞」を受賞。
2004,2005年 ニューヨーク、ブルーノート出演 2005年、デイブ・パイク(vib)と
共演 2007年 ニューヨーク、カーネギーホール出演 2008年ドン・フリードマン=
清水ひろみツアー参加。 趣味はアウトドアと料理。
能勢英史
19歳の頃よりジャズクラブで演奏するようになり、国内外多数のプレイヤーとの
セッションを経験。アコースティックな歌伴奏から、エレクトリックなオルガントリオ、
またビッグバンドまで様々な編成において、そのプレイが注目を浴びる。
宮下博行氏とのデュオアルバム「conversation」ではピアノとギターのみで
叙情的なインタープレイを、また魚谷のぶまさトリオのアルバム「とびだせJACK
1,2,3」ではオーソドックスなスイングスタイルを披露、その柔軟性を示す。さらに、
近年、ジョージ・ヴァン・エプスに魅せられて7弦ギターに転向。自己のスタイルを
追求中。
9/15(月)
昨日は、志水愛(p)魚谷のぶまさ(b)大野こうじ(g)トリオのライブを開催しました。
先頃までの暑さと比べると、落ち着いた感じもしますが、ライブの始まる2時頃は温度は31℃となっていました。
7月20日以来1か月と3週間ぶりのライブでしたが、馴染み深いライブ常連さん達、常連になってくれつつある方達が集まってくれました。有難かったです。
昨日のライブは、「志水愛vs大野こうじが初顔合わせとあって、初々しい『志水愛リーダー
トリオ』が、腕に覚えあるプレイヤー達だけあって、ただでは終わらせない素晴らしい演奏、3人の共演ライブ」でした。
(以下は長澤氏によるセットリスト記)
1st. (Jazz)
1.Soft Winds (Benny Goodman)
2.Strong Man (Abbey Lincoln sang)(Oscar Brown Jr.)
3.When Summer Comes (Oscar Peterson)
4.Groove Yard (Carl Perkins) - Wes Montgomery
5. Laverne Walk (Oscar Pettiford)
2nd. (Brasil)
1. Sambou Sambou (Joao Donato)
2.Estate (Bruno Martino)
3. O pato / ガチョウのサンバ
4. Choro Pro Zé (Guinga)
5. Paracca (荒玉哲郎 for鈴木孝紀)
encore 6. Tristeza (Haroldo Lobo, Niltinho)
↑このように、1stは志水リーダーの大好きな素敵なジャズの曲々を、2ndはブラジリアンの
ええとこどりの曲々をたっぷり聴かせて頂きました。
志水リーダーが中学生の時に聴いていたラジオから流れていたジャズ、その中でも初めて
好きになったのが、Wynton Kelly。彼が弾いていた「Storong Man」を1st2曲目に弾いて
くれましたが、軽やかな彼のピアノそのもの!ウィントン・ケリーが弾いてるかのような楽しくて
軽快なピアノ!
あまりスタンダードではないこの曲、「私とウィントン・ケリーしか弾いてません」と豪語。好き度が凄い!
3曲目「When summer comes」「この曲、来た~」と思いました。志水リーダーアルバム
「Decade」に収録されています。魚谷さんのベースから始まったO.Petersonの綺麗な曲。
その魚谷さんですが、さすが!このトリオではベテラン感がオーラのように出ておりました。
「Storong Man」でも「Bloom yard」でも魚谷ベースが光っていました。モノ言うベース、という
感じで動きあり、底からの盛り上げ感ありでした。
5曲目は「Laverne Walk」ベースマン作曲によるこれぞジャズベース曲、有難うございました。
志水リーダーがW.Montgomeryにハマった時聴いていた「Groove yard」を大野さんfeat.
で聴かせてくれました。大野さんソロが丁度いい音で店で響きます、素敵過ぎるソロ、ジャズソロ!ギター好きを黙らせるソロ!
2ndブラジリアンでも素敵な大野ギターに対して、(思い起せば)リハーサル終了時に志水リーダーは「フルート持って来てもらえば良かった」 (私も「フルート持って来て欲しいと、言うの我慢した」と贅沢な文句をあらわにして反省ですが)今度又という約束を取り付けたような、、出来てないような、、期待してます)
2ndでは志水リーダー愛用の鍵盤ハーモニカの威力が発揮しました。
ご存じの方もいるでしょうが、この楽器(特に志水さんの高価な鍵盤ハー・・)は彼女の腹式的な
息の吹き方によっては、バンドネオンのような響きがして、、リーダー「ブラジルへお連れします」と始まった2nd、それは実現しました。
4曲目の素敵な郷愁をさそう曲「Choro Pro Zé 」では、我々の気持ちはブラジルに。
そこで人生を考えさせてくれるような演奏でした。
大野、魚谷、志水ソロをたっぷりと聴かせて頂き、、
アンコール曲「Tristeza」にてライブは終了しました。
9/14(日)志水愛(p)大野こうじ(g)魚谷のぶまさ(b) 14時~ ¥3000 |
二人の男の子の子育て真っ只中、リーダー志水愛さんが
ひさびさにディアロードに出演してくれます!
そして、ベテランベーシスト魚谷のぶまささんがついに登場!!楽しみです✨
しかもその二人が大野こうじさんと絡むーーー!
この滅多にないトリオのコラボを是非ともお楽しみ下さい。
終了しました。
志水愛(p)
幼少よりクラシックピアノを学ぶ。自由にクラシックを弾く姿に、当時の先生から勧められたのをきっかけにジャズに転向。池田裕志氏に師事。オスカーピーターソンに影響を受ける。
大阪音楽大学短期学部ジャズコースへ進み畑本浩氏、石井彰氏に師事。在学中から関西を中心に演奏活動を開始。
卒業後、多くのミュージシャンのグループに参加し、様々なステージをこなしている。ベテランミュージシャンからの信頼も厚く、関西を代表する若手ピアニストとしてますます活躍の場を広げている。
現在は、志水愛カルテット、田中ヒロシTRIO、MASAX274、など若手からベテランまで様々なグループに参加。また『ハードバップ研究会』では会長を務め、ハードバップへの理解を深めるとともにその普及にも努めている。
2017年8月、NYよりドラマーの田井中福司氏をゲストに迎えライブレコーディングを敢行、2018年2月に自身初のリーダーアルバムとして「Decade」発表。
大野こうじ(g)
リズム、メロディ、フレーズの三拍子が揃った端正な美しい音色で聴く人を魅了するギタリスト。
高校卒業後、ヤマハ音楽院大阪入学。竹田一彦氏、白畑能男氏、小川逸史氏に師事し、Jazzを始める。
卒業後Jazz Club "SUB"にて西山満氏(b)のもと、様々なセッションを経験し研鑽を積む。
現在自己のグループなど関西を中心に活動しており、その確かな実力は多くのミュージシャンから絶大な信頼を受けている。
魚谷のぶまさ(b)
1964年生まれ・12歳からギターを、14歳からE.bassを弾き始める。
20歳で西山満氏に師事、それまでのE.bassをW.bassに持ち替え、’87年からプロ活動を開始する。’
89年の富士通コンコードフェスティバルで Ray Brown トリオのツアークールを務めたのを機に親交を深め、そのスタイル、人間性に傾倒し、踏襲する。
現在、津田清 with Topmen、 小曽根 実 Trio、 宮川 彪 Experts、 Jive Pipe Bigband、 など、関西を代表するユニットにレギュラーベーシストとして参加する他、自ら率いる魚谷のぶまさ Trio、また、E.bassでは、70’s~80’s Disco music を踏襲するNotes of Joy を結成する。
また、FMのDJからイベントコーディネーターまで、その才能は多岐に渡って発揮されている。