大阪市鶴見区 JR放出駅から徒歩1分の場所にあるジャズ喫茶
JAZZ喫茶 DEAR LORD <ディア・ロード>
~珈琲を飲みながら ゆったりとした時間を
         お過ごしください~


〒538-0044 大阪市鶴見区放出東3丁目20-21 コンビビル4F
TEL:090-8141-7309 
 

 

2021  7月のカレンダー

    
 定休日:月・水・第5土・第5日  営業時間:13ー19時 TEL:090-8141-7309  
 
 日
 月
火 
水 
 木
金 
 土
 
 
 
 
1  
2 
3 
4
5休 
6 
7休 
8 
9 
10 
11LIVE!光岡尚紀(b)
加納新吾(p)野江直樹(g)
14時~¥2000
休 
13 
14休 
15 
16 
17LIVE!細川正彦(p)弦牧潔(ds)
 山本学(b)14時~¥2000
18 
19休
20 
21休 
22 
23 
24 
25LIVE!青春クインテット
横尾昌二郎(tp)武藤浩司(as)
杉山悟志(p)橋本現輝(ds)
山本学(b) 18時~¥2500
26休 
27 
28休 
29 
30 
31LIVE! SOA(vo)
武藤浩司(as)伊藤シュンペイ(g)
澤田浩輔(b)鈴木大瑛(ds)
14時~¥2500
 
8/1(日)
 昨日は、SOA NEW QUINTET(別名SOA SWIMMEERS バンド)のライブを開催しました。
 
  満席でした。クーラーを目いっぱいかけ、すべての窓を8㎝くらい開けて、十分な換気に注意して、お客様にはマスクをつけて頂きました。結果、プレイヤーさん達には汗を拭いながらの、熱い×暑い演奏をお願いすることになりました。
 
 汗を拭いながらも、ボーカルSOAさんは、難しい音程の歌を、外さず(きっと、そう!)はぎれいい少し甘ハスキーな声で歌いました。MCも完璧でした。
 武藤さんは、リハーサル前、沈んでるのかと思いきや、本番では又々(7/25青春バンドライブ時と同じく)生き返り、演(ヤッ)てくれました!
 伊藤さんは、センス良く音色がいい伊藤流のいいソロを何度も聞かせてくれました。SOAさんと
2人で「音の庭」という配信ライブもやっているそうで、気になります。
 
 鈴木さんのドラム、男性スタッフが「いいドラマー」と言ってました。(上から目線でスミマセン)大きな音を出してくれてましたが、歌や他の楽器の引き立て方がグッドでした!
いかついけど、普通に接してくれたので嬉しかったデス(笑)。
 ベースの澤田さんも実物と対面するのは2回目、イカすけど、今までに和んだ事のない(笑)タイプだったので、不安でしたが、OK!でした。サブとかでは、ウッドベースを弾かれているそうです。興味が沸いてきます。
 ドラムの鈴木さんとベース澤田さんはヒップホップのバンドでカッコイイ音楽をやってるそうです(SOA情報)!!
 最後の記念写真では、「ならず者達に囲まれた武藤さん」、に見えますが、決してそうではありません。「武藤兄貴!」と慕われていました。(笑)
 
 1st1曲目「Sky Lark」(CD:Voice of Buoyに収録)
あの爽やか甘ハスキーで、安らぎを与えてくれる歌声が聴けました。
このCDを掛けると、「これ、誰?」とよく訊かれます。聴く人のハートをキュっと掴んでくれます。
 
 2曲目は「To Love」
伊藤さん(g)の曲にSOAさんが歌をつけました。伊藤さんの気持ち込めたソロに続き、武藤ソロが繋ぎます。
 
 3曲目「Swimmin’ 水泳ナウ」
武藤オリジナル。先週、青春バンドで演奏したばかりで記憶に新しいお客様もいるのに、今の武藤は違う、敢えて持ってくる。‘ターリーラーリー’で始まるアルトサックスにギターとSOAスキャットが入りますと、(先週のas武藤&tp横尾)と雰囲気がガラリと変わります。
 武藤さんが水泳にのめり込んでいた時の心情を曲にしました。水泳って奥深く、やればやるほどストイックで魅力的であることを証明している曲と思います。
 
 4曲目は、SOAさんがOSAKAに向けて書いた「Town Beat」
コロナ以前の「爆買い、他上昇していくかのようなOSAKA」「けれど、どうなる!もっと住んでる人が望む街になれば~」という思いを発信。
 
 1stラスト曲は「TANE たね」伊藤さんとの配信ライブ「音の庭」より生まれ、何と、8/22にリリースするとの事です。
 
 2nd1曲目はブラジル音楽家Dani Gurgelの「No de viagente ノ・デ・ビアジャンチ(旅人)」
azulにSOAバンドを聴きに行った時、初めて聞いた曲。もう一度生で聴きたいと思ってた曲です。
(リクエストはしてません)
 
 2曲目は「Depois デポイス(それから/未来)」
両曲共、SOAさんのポルトガル語が素晴らしい。ボーカル曲内容紹介は必要不可欠ですね、よりぐっと感銘できます。「~過去があり、未来がある、、何を嬉しく思ったのか、何を美しく思ったのか、、色んな思いと重ね合わせて聴いてもらえたら、」(流暢なMCはつづきましたが書き切れませんでした)
 
  3曲目は「Fluctuationフラクチュエイション(変動)」
カッコいいサウンドでした。SOAさんの歌に続き、武藤、伊藤ソロも盛り上がりました。暑さを熱さで吹き飛ばすにはこんな音が最高かもしれません。
 
 4曲目はSOAさんの新しいオリジナル曲「風光る」
コロナ禍、そしてアフターコロナの人生を生きていく皆さんへ素敵な歌詞です。
(~いつか夢の話に聞いた~ひとはそれぞれの星に~~~今日のうぶ声に花束を~)
Youtubeで聴いてください。
 
 5曲目は「アンダー・ザ・スターズ」
武藤さんが炸裂しました。武藤さんと伊藤さんのレスポンス・スタイルがヨカッタです。
 
 アンコール曲は「ライトハウス」Voice of Buoyに収録
 
 これにて、微妙な年の差、微妙な音楽性の違う5人、全裸で駆け出しそうな(←SOAさん曰く)
昔少年達とSOAさんのライブは終わりました。 
   
  
 
 

7/31(土)SOA(vo)武藤浩司(as)伊藤シュンペイ(g)澤田浩輔(b)鈴木大映(ds)  14時~ ¥2500

 
SNSの動画で初めて彼女の歌を聴いて、生ライブで彼らの演奏も共に聴いてみたいと梅田のAZULに行き、次に友達を連れMister Kelly’sへ。彼女のオリジナル曲と歌声に惹かれ、ついに
はディアロードで演奏していただけないでしょうか?!とお願いし、OKですよ~となり、7/31のライブが実現することになりました。彼女のピュアで心地よい軽くハスキー?な歌声を聴きに来て下さい。
是非とも、多くの方に聴いて頂きたいのですが、コロナ禍の制限された客席です、出来たらお早めにご予約お願いします。満席となりました!
SOA(vo) 
 卓越した作編曲力、ジャズフィール溢れる歌声で独創的な音楽を表現するシンガー・ソングライター、SOA。彼女は大阪芸術大学音楽学科入学後、ジャズ、R&B、ソウル、ポップスを中心に音楽理論・歌唱法・表現法などを学び、 2016年より本格的な活動を開始する。
 第35回浅草JAZZ CONTESTにてグランプリを受賞。 第17回神 戸JAZZ VOCAL QUEEN CONTESTにて準グランプリを受賞。 金沢JAZZ STREETコンペティション2016 にてSOA Bandで準グランプリを受賞。 Sapporo City Park Jazz Live Competition2017ファイナ リスト。 2017年1st mini album「SOA」、2018年2nd album「FIND」、今年様々な音楽シーンの最重要人物でトラ ンペット奏者である島裕介をプロデューサーに迎えた1stフルアルバム「Voice of Buoy」をリリース。
  

    

武藤浩司(as)
 中学生の頃からサックスを始める。関西大学からジャズ研究会入部をきっかけにジャズを聴始める。2011年2月にJAZZLABレコードよりファーストアルバム「FIGARO」をリリース。ヤマハ音楽教室で講師を務めるかたわら、2015年自分のバンド「Muto jazz chamber」~ジャズとクラシックの要素を掛け合わせた、今注力しているバンド~を立ち上げ、活動を開始する。
  ビリー・チャイルズ(p)の作品に衝撃をうけ、以来耳コピで譜面を起こしている。(その見事な譜面を目にしたビリーが感服した)
 又、2017年クラシックの要素を取り入れた楽曲を大阪音楽大学サックス・オーケストラに提供したり、打楽器奏者である泉純太郎氏とコラボ配信をしたりと、クラシック界からの要請にも応じている!
 
 
伊藤シュンペイ(g)
2014年より神戸に在住し、音楽専門学校在学時から、ライブハウス、飲食店、役所や町からの
依頼で地域イベントに出演。ジャズや自身のオリジナルを中心に演奏活動を行う。
演奏者としてだけでなく、音楽スクールや高校の特別授業での音楽指導を務める。
2018年から三宮駅近くの「スタジオKZ(ケーズ)」(サんキタ通り商店街中) 音楽スタジオの店長となり、プロアマ問わず多くの利用者に音楽環境を提供するべく活動している。
 
 
 
澤田浩輔(b) 
 14歳の頃よりエレキベースを始める。10代の頃よりセッションで腕を磨くようになり、大学の頃からプロのミュージシャンの前座、共演といった活動をするようになる。その頃よりjazzに傾倒し、ウッドベースを始める。自身が参加するバンドにより、大型フェスや、様々な界隈のアーティストと共演を果たし、また同バンドの楽曲が大物アーティスト達と共にCDに収録され、メディア等で話題となる。Black musicに根付く太いグルーヴを武器に地方、東京にも活動の場を広げている。甲陽音楽院卒業。Music School の講師も務めている。 
 
鈴木大瑛(ds)
 ギターリストだった父の影響で音楽に興味を持ち、ドラムを始める。
6歳の時に浅田 譲氏に師事し指導を受ける。 9歳の時にバラエティ番組「スタぴか!」に天才ドラム少年として出演。 高校卒業後、甲陽音楽学院に入学しジャズドラムや音楽理論を学び、在学中はジャズを中心に音楽活動する。
ファンクバンドNatural Killersのドラマーとして大阪を中心に活動し、関西の自身のバンドで2016年に韓国で行われた`Zandari Festa`に出演。またコンテンポラリー系ジャズバンドDALIHIドラマーとして活躍中。Drum School 講師も務めている。
 
 

 
 
 7/12(月)
 週末は雨模様という予想を裏切り、空はカラッと晴れ、とても気持ちいい日となりました。
昨日は、光岡尚紀(b)加納新吾(p)野江直樹(g)トリオのライブを開催しました。
この状況下で、ライブ告知早々の段階で、座席が半分以上埋まりました。
これも光岡さんが、お客さんを大切にし、足を運んで聴きに行きたいと思わせる魅力の成せるワザかー。そんなお客様と、今年も楽しいジャズライブを開催できました。 
 
 さて、‘みっつん’こと光岡さんは、ご存じのとおり、第14回なにわジャズ大賞を受賞。そして、授賞式の7/25(日)3部形式の第2部に演奏されますのが、今日のメンバー+鈴木孝紀(cl)さんです。
 ディアロードライブ前夜、「授賞式ライブのリハーサルを、ディアロードでやっても大丈夫ですか」(お断りする理由がありましょうか?)「もちろんOKです。」と、喜びを嚙み殺しながら、連絡を返しました。
 鈴木さんが来られ、4人でリハをなさいました。いいですよーー!最高!
 
25日13時はホテルヒューイット甲子園での授賞式に行ってみてください!そして、18時からは
ディアロードにて、「青春バンド」 のライブを。1日で2度素敵なライブを味わって下さい。
 
 さて、1st1曲目、夏が好きな光岡さんがアレンジを加えた「You are my sunshine」を、カラり  と演奏してくれました。
 
 2曲目は野江さんの少しスリリングな、いい音色のソロから始まったウィントン・ケリーの「Keep it moving」。あの原曲の速さではなく、少しゆっくり目にアレンジされていました。
 
 3曲目はリーダーがジブリアニメの中で一番好きな「紅の豚」のテーマ「深紅の翼 Porco Rosso」
光岡さんの弓を使ってのアルコ奏法で始まりました。「久石譲さんのピアノのYoutubeもいいですから見てください」と仰るので、今聴きながら書いていますが、絶対にこの3人の演奏のほうが 良いです。(怒られるかも?!でも、本当です!)加納さんのピアノの方が良かった!
  
 4曲目はレイ・ブラウンの曲「Summer Wind」3人の演奏~楽しそうな、仲良さげな彼らを象徴する曲のようでした。加納さんのスインギィーなピアノ、光岡さんの気持ち良さをベースで感じる事が出来ました。
 
 2nd(10分の休憩を挟んで始まりました~忙しくてすみませんでした。)
1曲目はウェス・モンゴメリーの「Jingles ジングルス」。もちろん野江さんのフィーチャリングです。
ソロまわしでない時、3人3様に演奏してて、役割がはっきり!好演してくれてる感があります。
嬉しいです。
 
 2曲目はデューク・エリントン作品「Satin doll」。光岡ベースが前に出たこの曲は、息が合うを
通り越して、余裕ある楽しんでる演奏、こちらもリラックス。お客さんも「イェイ」と言うし手を叩く。
リーダーは2人の演奏を見て「フーッ!」、盛り上げます。
 3曲目「You call it madness」では、「あなたは、、、あの日のことを、、、、あれはあれでアリやったんちゃうの?」(←光岡劇場:このトリオの曲解説中には絶対欠かせません)
 
 ラストは「希望を胸に」(「オールウェイズ三丁目の夕日」より)前回も演奏してくれた曲、もう一度
このトリオで聴きたかったから、嬉しかったです。
 
 アンコールは、この曲が流れる中、ニューオリンズの河をクルージングするという「南部の夕暮れ時 When it's sleepy time down South」。
演奏前に「さらに精進していきますので、皆様又、聴きに来てください」という姿勢のみっつん。
25日の受賞はみんなが納得です。
 
 「ベースの生音は良かった!」と80歳のディアロードライブ常連お客様が、そう言い残して帰られました。
 
 
 
 
 
 
 
 

7/11(日)光岡尚樹(b)加納新吾(p)野江直樹(g)14時~ ¥2000

 
~光岡さんが「なにわジャズ大賞」を受賞しました!~ 
 
「Lullaby of Birdland バードランドの子守唄」。ハードロック光岡少年が、ある日キリンラガーのCMで桑田佳祐がこの曲を歌ってるのを見て「かっこイイ、ジャズか、これがジャズか!」と開眼
。それ以来少年は坂道を駆け上り、今や売れっ子ジャズベーシスト!
 
 去年、光岡尚樹トリオライブでは、スタンダード~映画音楽~胸キュンの曲々を披露してくれました。今年もたっぷり、のんびり、お客様と聴きたいと思います!
 
 満席となりましたー!!
 
 
 
光岡尚樹(b)
 
 19811017日生まれ。大阪府出身。
14歳の時に兄の影響によりエレキベースをはじめる。
その後2003年より本格的に音楽の勉強をはじめ、2004年からウッドベースを始める。
BASSを藤岡靖博氏、魚谷のぶまさ氏に師事。
関西を本拠地に国内外のミュージシャンと数々のセッションを重ね、
多数のライブやレコーディングに参加。
演奏活動はJAZZだけでなく、ブライダルやホテルでの演奏、
またJ-POPClassicなど幅広いジャンルで展開。大阪芸術大学非常勤講師
 
 野江直樹(g)
 
 幼少期にエレクトーン、15歳からギターを始め20歳の頃にはジャズ演奏をはじめている。2008年に自身初のリーダーアルバムをリリース、その頃から多くの有能な人材を有する関西ジャズギターシーンにおいても一つ抜けた若手として注目を集めながら着実に成長。正統派ジャズギターの流れをおさえながらも、独自の清新な音色とフレージングで多くの人を魅了するスタイルを築き、関西を代表するギタリストの一人として様々なシーンで活躍している。
2015年2ndリーダーアルバムをリリース。

  加納新吾(p)

1986年11月20日 大阪市生まれ。 6歳よりクラシックピアノを始める。 中学、高校ではギターに興味をもち、ポップスやロックに没頭する。 大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コースに入学、ジャズに傾倒。 同大学にて関西を代表するジャズピアニスト近秀樹氏に師事する。 在学中より演奏活動を開始。

2009年 ジュリアード音楽院ジャズワークショップに参加。
2012年 デビューアルバム SHINGO KANO「PRECIOUS」を JAZZ LAB. RECORDSから全国発売。
2013年 第五回神戸ネクストジャズコンペティションにてグランプリ受賞。
2014年 ニューオーリンズフレンチクォータージャズフェスティバルに自己のグループで出演。 2016年 より約三年間ニューヨークへ渡米。現地の様々なミュージシャンとセッションを重ね、2018年末帰国。

現在自己のグループや様々なバンドにて活躍中。
 
 
 
7/18(日)
 昨日は細川正彦(p)弦牧潔(ds)山本学(b)トリオツアー3日目のライブを当店で開催しました。
 梅雨が明け、暑さ厳しくもカラッと晴れた昨日、ご来場下さった方々には感謝しかありません。
14日の名古屋「キャバレロ」にて、気炎を吐いてる細川トリオをSNSで拝見し、やはり多くの方に聴きに来て欲しい!と思い、告知の功も奏し‘コロナ禍の満席’に近い観客数に当日なりました。
 
 ダイナミック、且つ繊細な細川正彦ピアノ、彼が関西の若手2人と組んでライブを初めて行ったのが、2018年2月のディアロード。そのトリオが熟成して、8月にCDを録音します。 そのリハーサルを兼ねての今回のライブは、梅雨明けの昨日の天気のように「気持ちいい」ライブでした。
  
 1st1曲目は、「If I were a bell」。
(マイルスの「リラクシン」に収録。原曲は1950年のミュージカル「Guys and Dolls」という陽気なミュージカルに使われた曲)曲紹介なしに細川ソロから始まり、、、聴いてるうちに「おぉっ!」となるヤツです。その後山本ソロに繋がり、とても軽快にスタートしました。
 
 2曲目は「Danny Boy」でした。
今年九州電力のCMのバックに流れるこの曲を演奏担当なされました。ナレーターとボーカルさんが入ってるしで、ピアノの音がかなり小さくて、少し不服だったそうでしたが、昨日は思い切り細川「Danny Boy」を、皆で演奏できて良かったかなと思います。
 
 3曲目はオリジナル曲「Akino Fu」。 京都の枯山水をイメージしてかいたそうです。タッチ圧がすごいので、大きく響きもしますが、静かなイメージを漂わせる素敵な曲でした。    4曲目は山本さんフィーチャリングでチック・コリアの「バド・パウエル」。
ビバップ風でありつつ、スペインのテイストをちりばめた曲。 
 今年2月に亡くなったチック・コリア。細川さん曰く「好きだったわけではないけど亡くなってしまう
と、もの凄く悲しい、、。で、ライブでよく演奏するようになりました。」
 細川ソロに続き→山本ソロがみどころ。ダイエットに成功し、身軽になった彼ですが、ベースにし
っかと取り組み、いいソロを聴かせてくれました。
 
 2nd1曲目は「Waltz for Debby」。
ビル・エヴァンスとは全く違う雰囲気の細川アレンジなのですが、この曲の真髄を全く損なう事なく(アタリマエ!と怒られるわ)心地よかったです。
 
 2曲目はオリジナル曲「Morinonaka」(「Blue and Green」に収録)
彼のオリジナル曲は見た目(風貌)に反して、難しくないし、心象風景が思い描けたり、楽しめます。店にCDを置いていますので、リクエストしてください。
 
 3曲目は「Sandu」。
クリフォード・ブラウンのオリジナルナンバーのブルース。細川さんと弦牧さんの掛け合いの後、弦牧ソロでは、魅力を発散してくれました。安定の弦牧ファンがいます!弦牧ドラミングー!
 
 4曲目はオリジナル曲「W」。(「In a spring time」に収録)
オリジナル曲もトリオとして、かなり演奏しているのか、ツボを心得ている山本さんと弦牧さんです。どの曲がチョイスされるのか、CD収録が楽しみです。
 
 5曲目は「What is this called love?(恋とは何でしょう)」。
ベースソロから始まりました。その間、細川氏ははけて、カウンターで水を飲みほしてからの、、、
ベースソロ終わりかけに駆け付けるなんて、憎い!
 
 そして、もちろんアンコール。「黒いオルフェ」にてライブは終了しました。
 
 自称「ジャズは初心者」の女性常連お客様、拍手や声援を惜しまず、好演に応えてくれました。
ワクチン接種を受けて、そのまま駆け付けてくれた70歳台の細川ファン。
絶妙なグッドタイミングにおおきな拍手をくれる細川さんのお友達ご夫妻。有難うございました。
  
 
 WAY OUT WESTのライター岡崎凛さんと、細川ライブ常連で「JAZZ新聞Wishy-Washy」でお馴染みの杉本京子姉さん(ご主人はWOWにて‘JAZZ映像パラダイス’を連載していた杉本謹一郎さん)の席が前後で、その時名刺交換をなさってました。2人のJazz好き女性に来て頂き、さらにハッピーでした!
 
 このあと、7/25「青春バンド」、7/31「SOAバンド」と続きます。ディアロードで引き続きお楽しみください。
 
  
 
 
 

7/17(土)細川正彦(p)弦牧潔(ds)山本学(b)14時~¥2000

 
2018年ディアロードにて結成された!(と豪語しますが)このトリオが、
この度、CD を作っちゃおうかとなりました! 
そのリハーサルも兼ねて、当店でライブやりましょうと、急遽、開催決定しました。
この閉塞感ある状況ですが、奇才細川正彦はじめ、胸のすくような3人の演奏を聴きにいらっしゃいませんか?
( ※ダイエットに成功した山本学さんのベース立ち姿見に聴きに来て下さい!)
 
 
(因みに、ディアロードはアップライトピアノです。↓)
 細川正彦
 細川正彦プロフィール
東京生まれ。大学時代に独学でピアノを弾き始める。ほぼ同時に演奏活動を開始し、新宿ピットインなどライブハウスに出演するほか、映像音楽等の作編曲、スタジオワークを開始。 30歳で東京から九州、福岡に居を移し、CMなどの映像音楽など音源制作を中心に活動する。今までに自身のレーベル(CMSレコード)で9枚のアルバムを発表する一方、フリーのレコーディングプロデューサーとしても様々なアルバム、音源の制作に携わっている。主な共演者、池田篤 岡安良明 納浩一 小濱安浩 金井英人 西条孝之介 など。
 
  
 弦牧潔プロフィール
1981年生まれ。大阪府出身。関西大学在学中にジャズと出会う。ドラムの基礎を竹田達彦氏に師事。西山満氏のバンドで、国内外の素晴らしいミュージシャンと共演を重ねる。G.S.B.、宮哲之トリオ、大塚善章 trio le frais、須藤雅彦クインテッドなど、数々のバンドに参加。‘今西セクステット’ ‘ハードバップ研究会’ 関西を中心に精力的に活動中。
 
山本学プロフィール
1983年生まれ、神戸育ち現在大阪在住。関西大学でJAZZ研に入り、演奏を始める。ウッドべ
ースを井上孝祐氏に師事。谷町9丁目のSUBで、ベーシストの西山満氏の下、音楽を学ぶ。
大学在籍中から、さまざまなミュージシャンとセッションやライブを重ね卒業後は関西各地で演奏活動を行っている。
2016年4月にリーダーアルバム「ねこTrio」をリリース。2018年滝川雅弘(cl)Nicola Giamm arinaro(cl)両名による2クラリネットクインテットライブ盤CD「Nik &Takky」に参加。

  
 
7/26(月)
 昨日は、青春バンド~横尾昌二郎(tp)武藤浩司(as)杉山悟史(p)橋本現輝(ds)山本学(b)~のライブを開催しました。
 キャンセル席も埋まり、コロナ禍での満員のお客様とライブを開催出来ました。
 「熱いライブ」という言葉では収まりきれない、昨日のライブは、一言でいうと、究極の打ち上げ花火をドカーンと、夏も盛りのオリンピック最中に1発打ち上げてくれた感があるそんなライブでした。
「伝わらない」という方は、今後展開するかもしれない「青春バンド」のライブを、どこぞで体験してください!
 
 取り敢えず、間違いなく、昨日お越しになったお客様は、昨日のオリンピック~例えば水泳の大橋悠衣選手の金メダル獲得~と同じくらいの感動を持ち帰ったと思います。
 「圧巻!」「爆発して楽しかった!」そんな感想がライブ後店内で聞こえてきました。
  
  1st1曲目「MUTEKI むてき」
横尾さんのオリジナル曲です。京都RAGにて先に行われた、あのハンパない配信ライブと同じ1曲目。同じ熱量で演奏してくれました、有難うー!生で聴けて、感動です。
 
  横尾氏がライブ終了後、しみじみと「見開き1ページ(A3)の曲をどんだけ(それぞれ自由に)拡げてくれるねん(嬉)」と言ってました。
 各自、力量を持ち、気を遣わず、遣わす事なく、かけねなしにジャズを楽しむ、それがこの「青春バンド」です。
 
 2曲目は「Swimn’ 水泳なう」
アルトサックス武藤浩司のオリジナル曲。以前聴いた時より、さらにドラマティックに、しかも厚みを増した感じが。一つには、杉山ピアノの音に工夫がなされて(コードを繋ぎ、エフェクト効果)あ
ったからでしょうか。
 リハーサル時、橋本さん「その音はナニィ?!」杉山さん「僕なりにスイミングの音を出してるつもりナンやけど!」橋本さん「・・。」これが青春バンド!
  
 3曲目は「On the Road」
コロナ禍、たくさん路上飲みして楽しかった気持ちを、横尾さんが楽しい曲にしました。
横尾ソロ→武藤ソロ→杉山ソロ時、橋本さん始め、皆さんハハハと笑ってました。訳分からないけど、こちらも楽しくなります。
 橋本さんは、レコーディングにも使い勝手が良かったという、1万円のドラムセットを持ってきて、終始快調に叩いてくれてました!
  
 1stラスト曲は「太陽の花」
それは今まで演奏されていましたが、タイトルが決まらず仮名のままでした。今回は歌詞(谷山和恵)まで付いたとの事です。
 歌詞内容:落ち込んだり、つらい事はあるけど、いつも見守ってくれる‘太陽の花’ってあるよね。明るくて、エネルギーがもらえる曲、サンバ調なので踊りたくなります。横尾さんの掛け声が入るところが最高です。
 
 杉山ソロが凄いです。情熱がピアノを通して伝わります。
 今回、当店のピアノ調律を頼んでいる方(杉山さんと交流がある方)が仕事の合間を縫って、ライブを聴きに来てくれました。ご自分が調律したピアノを存分に弾いてくれる友人・杉山さんを客席から見守る調律師さん。
 ライブ終了後、彼から「本当に素晴らしい演奏でした。同世代なので、励みになります」と、メール頂きました。
 
 15分の休憩を挟み、2nd始めました。
1曲目は「Cheryl シェリル」
チャーリー・パーカーによって書かれた1947年のスタンダード曲。
横尾さんソロの聞かせどころでした。しびれました。
(山本ファンである)橋本現輝さんが見つめる中、山本さんが熱いソロ、こちらにも伝わってきます。
  
 2曲目は「Steppin’ out」
杉山さんの持ち込み曲。カート・エリングが80年台に流行ったJoe Jacksonの曲をジャズ・アレンジしたもの。杉山ピアノの重厚であり、軽やかでもあるといいましょうか、そんなピアノに橋本さんのドラムも呼応しあって、もの凄いことになっていました!
 
 3曲目はバラード「Darn that dream」バラードもOK、青春バンド。
 
 ラスト曲「Minor Pump マイナー・パンプ」
カーティス・フラーの代表作で‘Minor vamp マイナー・ヴァンプ ’がありますが、、この曲は筋トレにはまっている横尾さんのオリジナル曲です。(pump up:筋肉を鍛えるの意味)
又もや、出だしからカッコいい曲で、横尾さんの高音冴える、しかも高速トランペットに続き、凄い武藤さんのソロ。音色良い武藤フレーズがこのバンドの秘密兵器(とのこと)。
 
 アンコールは「I Believe in Music」
横尾&武藤の掛け合い、最後まで魅せてくれました。しかも、横尾さんの掛け声入りましたー!
「このバンドは僕が声を出せる唯一のバンド」とのこと。絶対にいいです、コレ。
 
 演奏終了後、放出のジェントルマンが「ありがとう!素敵な夜を過ごさせてもらった!」と賛辞を
投げかけて、気分良く帰られました。
 80歳の横尾ファンクラブの会長は今日は残念ながら欠席でしたが、また次回(来年)の青春バンドライブには参加して頂きましょう。
 お客様、プレイヤーさん、有難うございました。
  
 

  
  
7月25日の営業は、13時〜15時半となります。宜しくお願い致します 

7/25(日)青春クインテット!横尾昌二郎(tp)武藤浩司(as)杉山悟志(p)  橋本現輝(ds)山本学(b) 18時~ ¥2500

 
 今年もこの時期、青春野郎達が!青春クインテットが!青春バンドが来るぅ~ぅ~!
 
 ‘青春バンド’~34才から37才の若者5人~青春時代を一緒に過ごした仲間、ジャズを掛け値なしに楽しみ、ここ(グループ)では何を演っても許されるという気持ちから、特別な演奏が生まれてくる、そんなバンド!心置きなく、プレイして頂きましょう!
 
 
 
 
 (2020年7月のDEAR LORDホームページより)~迫力ある演奏の最中に ‘うっ!(間違えた)’ ‘あっ!(ユルシテ)’とか‘おっ!(やるなー)’というプレイヤーさん達の声(実際には聞こえません)を楽しんだ方も居たのではないでしょうか。笑い声は実音でした。
 
 横尾昌二郎(tp)
1984年生まれ兵庫県西宮市出身。中学1年生でトランペットを始める。トランペットをアロージャズオーケストラの佐藤修氏に師事。大学在学中より大阪・谷町9丁目の老舗ジャズクラブSUBでベーシスト西山満氏からジャズを学ぶとともに、ライブ活動を始める。2009年神戸ネクストジャズコンペティション審査員特別賞を受賞、2019年なにわジャズ大賞受賞。
さまざまなバンド活動は、“ハード・バップ研究会” “今西佑介セクステット”他多数。又自己のバンド"Yokoo!BB"のほか"京都コンポーザーズジャズオーケストラ”や“West winds Jazz Orchestra"などに精力的に参加。
楽曲の見事な編曲アレンジ、スコア書き等、横尾昌二郎の分身がいるのではないかと疑うくらいの神業的な身のこなし。彼がいなければ、関西のジャズシーンは、、、考える事はできません。
 
 
 武藤浩司(as)
 中学生の頃からサックスを始める。関西大学からジャズ研究会入部をきっかけにジャズを聴始める。2011年2月にJAZZLABレコードよりファーストアルバム「FIGARO」をリリース。ヤマハ音楽教室で講師を務めるかたわら、2015年自分のバンド「Muto jazz chamber」~ジャズとクラシックの要素を掛け合わせた、今注力しているバンド~を立ち上げ、活動を開始する。
 ビリー・チャイルズ(p)の作品に衝撃をうけ、以来耳コピで譜面を起こしている。(その見事な譜面を目にしたビリーが感服した)
 又、2017年クラシックの要素を取り入れた楽曲を大阪音楽大学サックス・オーケストラに提供したり、打楽器奏者である泉純太郎氏とコラボ配信をしたりと、クラシック界からの要請にも応じている!
 
 
 
 
 山本学(b)
1983年生まれ、神戸育ち現在大阪在住。関西大学でJAZZ研に入り、演奏を始める。ウッドべースを井上孝祐氏に師事。谷町9丁目のSUBで、ベーシストの西山満氏の下、音楽を学ぶ。
大学在籍中から、さまざまなミュージシャンとセッションやライブを重ね卒業後は関西各地で演奏活動を行っている。
2016年4月にリーダーアルバム「ねこTrio」をリリース。2018年滝川雅弘(cl)Nicola Giammarinaro(cl)両名による2クラリネットクインテットライブ盤CD「Nik &Takky」に参加。
今年、細川正彦Trio(細川正彦(p)山本学(b)弦牧潔(ds))のCD制作も予定されている。
(根っからの将棋好きから、牧野五段との出逢いがありーので、一時期将棋イベント時に演奏を行う等もあり、いっそう活動の場が拡がった。)
 
 
 
杉山悟史(p)
 1984年生まれ。4歳から12歳までをドイツ・ハンブルグで過ごし、小学校時代にクラシックピアノを学ぶ。関西学院大学でジャズと出会い、在学中より地元のライブハウスで活躍。
2008年「第2回神戸ネクストジャズコンペティション」準グランプリ受賞。
2010年11月にデビューアルバム「Someday」Somedayを全国発売。
2014年単身渡米。2年間の滞在中、現地ミュージシャンとのセッションを重ねる。
コロナ禍、ネット配信ライブ等、新しい形態に柔軟に対応し、アーティストとしての彼の気構えを魅せてくれている。
 
 
 
 
 橋本現輝(ds)
1987年生まれ。6歳でドラムセットを叩き始める。10代にはバンドに参加し、ロックやファンク多彩なジャンルをプレイ。20代の頃にジャズと出会った後は、その深淵な世界に魅せられ、芳香を放つプレイに没頭する。現在Bosphorusシンバルのエンドーサー。オールラウンド・プレイヤーとして、国内外の多くのミュージシャンと共演している。2014年7月、デビューアルバム「ブリリアント・ジャズ・マシーン」をリリース。
2021年、東京ブルーノートにて、山中千尋トリオに参加したり、コロナ禍多数のライブ配信! 又、ジャズピアニストの梅井美咲デビューアルバム「humoresque」(2021.1月発売)に参加。目が離せないプレイヤーの一人!