定休日:月・水・第5土・第5日 営業時間:13時~19時 TEL:090-8141-7309
1/29(火)
一昨日は細川正彦(p)武井努(ts)デュオライブを開催しました。
2019年初ライブが気合入ったライブとなり有難いー!と、本当に思います。
〈細川さんが電車の都合で少し遅れて到着しないリハーサル時、一足先に着いた武‘井さんの高速指ならしを垣間見、‘後で聴ける、落ち着け’と自分に言い聞かせてました。〉
お二人がディアロードで会うのは、3年ぶり。これまでに5回位演奏を一緒にした事があるそうです。細川さん「大好きなプレイヤーです。」と武井さんを紹介。武井さんも細川さんのオリジナル曲が好きで共感しているといった風で、相思相愛の仲。
1曲目‘アローン・トゥギャザー’、2曲目はソニー・ロリンンズの‘ドキシー’。武井さんの素晴らしいテナーと細川さんのダイナミック且つ繊細なピアノが鳴ります。3曲目‘五月の空’ は武井さんのオリジナル。綺麗過ぎる五月の空なのに、家に居る自分が恨めしい、そんな気持ちも入った曲でもあるらしいです。
4曲目は‘ブルー・アンド・グリーン’(マイルスの作った曲とされた名曲を、自分の思いを込めて死ぬ2年前にタイトルを‘ブルー・イン・グリーン’に替えてトゥーツ・シールマンズと演奏した曲。)
1st最後はデューク・エリントンとコルトレーンの演奏で有名な ‘アンジェリカ’。休憩を挟んで2nd、2曲目は細川氏のオリジナル曲。「リトル・ソング・ブック」より‘タイム・パスト(過ぎ去った日々)’ゆったりした曲調の良い曲です。細川さんのピアノにのって気持ちよさげに鳴らす武井さんのテナーもたまりません。
この曲は細川さん(作曲者)のもとに、「演奏しても宜しいでしょうか?」というプロ&アマからのメールがよく届くそうです!
3曲目はセロニアス・モンクの‘エロネル’。4曲目は私も大好きな‘ベアトリーチェ’ でしたが、
この2曲、武井さんは昔からやり慣れてますみたいな・・と思っていたら、‘エロネル’に関しては、リハーサル時から‘知りません。’と断言。それなのに、本番ではアドリブを吹きまくり。‘ベアトリーチェ’の作曲者でテナーのサム・ジョーンズも知らない!に一部のお客さんから「えーっ!」でも、素晴らしい‘べアトリーチェ’だったのです。ホント良かった!
武井さんのオリジナル曲‘フィルム’も、テナーの魅力たっぷりでした。
ラストは‘イン・ナ・センチメンタル・ムード’を情感たっぷりのテナーで。最後はアンコールに応えて頂き、終わりました。
2019 1/20(日)関西ジャズソサェティ20周年記念会 13時~17 |
1月20日(日)は関西ジャズソサェティ20周年記念会がディアロードにて、催されました。
関西ジャズソサェティ(略してKJS)は結成20周年を迎えるジャズが好きな方達の同好会です。
一口に20年と言っても、並大抵の長さではありません。新生児が成人になる期間ー!
このジャズ好きの方達はひと月に一回集まっては、持ち寄りの曲を聴き(珈琲を飲みつつ、お酒
を酌み交わしつつ)その月の会報を編集するという、KJSならではのやり方でこの度の20周年を
迎えられました。会報(店にも置かせていただいてます)は毎回、読み応えたっぷりですが、今
回は「KJS結成20周年特別号」と題し増ページの会報を作られたようです。また店にてお読みに
なっていただきたいです。会の謎の歴史や、会員さんの手記が書き留められています。
今回の特集テーマは「ジャズを聴くきっかけになったのは(私がジャズに目覚めた一曲)」
持寄り最後のおひとり、小野さんが持ってきたのはジャズ・メッセンジャーズ ‘モーニン’。
「良い音やな、ジャズ喫茶みたい(←どういう感想?!)」 スタッフがかけたのは、50年前に若き小
野氏が買った原盤でした。
1/27(日)細川正彦(p) 武井努(ts) デュオLIVE! 18時~ ¥2000(オツマミ付) |
奇才!
細川正彦(p)ライブが決定しました!
~2015年の細川&武井デュオライブ in ディアロードから3年、再び約束の店にて演奏を果たしてくれる~
ライブ、予約受付中です。
細川正彦 プロフィール
大学時代に独学でピアノを弾き始める。ほぼ同時に演奏活動を開始し、新宿ピットイン等、ライブハウスに出演する。大学中退後、専業音楽家として演奏だけでなく、映像音楽等の作編曲、スタジオワークを開始。30歳で東京から九州、福岡に居を移す。CM等の映像音楽等音源製作を中心に活動する。43歳、現在沖縄在住。東京、名古屋、大阪他を行き来し、演奏活動を。今までに自身のレーベルで9枚のアルバムを発表する一方、フリーのレコーディングプロデューサーとして様々なアルバム、音源制作に携わっている。無類の麺&デザート好き。インスタグラムやツイッターをご参照ください。
武井努 プロフィール
大学在学中からジャズを独学しつつ本格的な音楽活動を始める。その後、活動の場を拡げてゆき、E.D.F.やモダンチョキチョキズ、Wooden Pipe等に在籍。大学院修了後エンジニアの職に就くが、音楽への情熱を捨てられず2001年退職。その後、数多くのライブ、バンド活動、レコ
ディングを行い、現在も関西を中心に精力的に活動中。最近ではNHK-FMのSession2016への出演(E.D.F.)やEastWest Trioでのツァー、ノエル・ギャラガー日本公演参加等活動の場を
拡げている。自己のスタイルを大切にしつつ演奏するジャンルにこだわらない幅広い音楽性でジジャズからロック、ポップス、スカ、レゲエ、ソウル、ボサノバ、サルサ、即興音楽等、様々なジャンルをこなす多才なプレイヤー。