大阪市鶴見区 JR放出駅から徒歩1分の場所にあるジャズ喫茶
JAZZ喫茶 DEAR LORD <ディア・ロード>
~珈琲を飲みながら ゆったりとした時間を
         お過ごしください~


〒538-0044 大阪市鶴見区放出東3丁目20-21 コンビビル4F
TEL:090-8141-7309 
 
 

2020年 3月カレンダー

  
 定休日:月・水・第5土・第5日  営業時間:13ー19時 TEL:090-8141-7309  
 
 
 火
水 
 木
 金
2休 
3 
4休 
5 
19時~¥2000
エバ・ハダシ(vo)西垣ドラミ(p)
井上歓喜(as)通常営業は
17時迄です。
9休 
10 
11休 
12 
13 
14 
15 
16休 
17 
18休 
19 
20 
21 
22 
23休 
24 
25休 
26 
27 
28 19時~¥2500
北川真美(vo)畑ひろし(g)
荒玉哲郎(b)鈴木孝紀(cl)
29休 
30休 
31 
 
 
 
 
 
 
 
3/29(日)
 昨日は北川真美(vo)畑ひろし(g)荒玉哲郎(b)鈴木孝紀(cl)ライブを開催しました。
 
 この時期に、しかも前日に大阪市が不要不急の外出は控えましょう宣言が。でも来られたお客様ほとんどがマスク着用で来店。窓は前回のライブと同様(前回は閉め忘れでしたが)、今回は(雨の冷えた夜)意図的に開けっ放し!皆さん上着を着っぱなし!という光景。
さらに、北川さんが用意してくれたマスクを、着用してなかった方に「良かったら、お付け下さい。」と配布しました。
ディアロードから陽性反応者を出さないという並々ならぬ思いと共にライブがスタートしました。 
 
 昨日のライブは、この時期だけど、この4人にやってもらってヨカッター!というライブでした。  
クラリネットの鈴木さんは、北川さんの歌のオブリガート(でいいのでしょうか)が素晴らし過ぎるし、畑さんは、ひろしのソウルを織込みながら、見事なギターを披露。荒玉さんも前記の二人が目立つ中、まだ中堅の若さで、いぶし銀のように光っていました。
 そんな3人に囲まれたら北川さんの歌も盛り上がる、ではなく、彼女は数年の時を経て、何か得たものがあったのでしょう。ひと皮むけた(アップデートした)北川真美さんを見た気がしましたー。
   
 1st1曲目はインストで‘バーニーズ・チューン’を軽やかに、快調な演奏。
2曲目は北川さんを迎え、「本当にようこそ!‘ようこそ’を100回位言いたい~。」を述べてからの‘Between the devil and the deep blue sea(絶体絶命)’。
3曲目は‘Please don't talk about me’。4曲目の‘Fever’ 久々の鈴木さんと畑さんですが、息が合ってる、さすがだな。5曲目‘Lover come back to me’北川さんもノッています。
6曲目ラテンで‘キエン・セラ’ 本当にこのカルテット良いです。
7曲目‘Nearness of you (あなたのそばに)’1940年代作。しっかりと前を向いた北川さん。この曲への想いが感じられます。
1st ラスト曲は無くてはならぬ人、荒玉さんフィーチャーで‘Wrap your troubles in dreams(苦しみを夢にかくして)’
  
 2nd1曲目もインストから。窓開けっ放しにしているので、通りを歩く方は「あ!ジャズだ」と思ってくれるかな等と考えてると、3人でフォーバースが始まっていました。‘Have you met Miss Jones?’ 楽しそうにユルい輪になって、3人で顔を見ながら、少し笑いながら。
 
 2曲目は北川さんを再び迎えて ‘素敵なあなた’。続いて ‘They all laughed’(1970年代ガーシュウィン)。
 4曲目は荒玉さんフィーチャーで‘Why don't you do right?’この曲はペギー・リーが二十歳そこそこで、ベニーグッドマン楽団の演奏で堂々と歌ったという曲。
クラリネットの鈴木さんの為にもこの曲を選んだ、と歌ってから言ったので、鈴木さんが「それを先に言って欲しかった~!(笑)」と。別の気持ちで私も賛同。聴き方が違ったかも。
 
 つづいて‘Goody goody’を軽快に。ボサノバ調‘さぁ 目を閉じて ’。
 次の曲は‘Kiss’(北川さんの3rdアルバム「Kiss」に収録)映画「ナイアガラ」の挿入歌~主人公マリリン・モンローが歌っています。今回、鈴木さんのオブリガートで、北川さんの歌が倍の魅力を発します。
北川真美CD「Kiss」
 
 全員の思い入れがライブのラスト曲に!素敵な‘スィート・ジョージア・ブラウン’となりました。
 アンコールはガーシュィンの‘I've got rhythm’でライブは終わりとなりました。
 
今回北川真美ファンが集結しました。花束をいつも持ってきてくれるジェントルマン、女性ファンも
多かったです。彼女の優しさとお淑やかな佇まい、又凛とした姿勢に惹きつけられるのかも~と
ライブが終わってからも思ったりしました。
 
 
                                                     
 畑ひろし「Trio Live!」(フィーチャーリング ルイス・ナッシュ)ケリーズライブ録音
 
 鈴木孝紀CD「Paracca」ベース荒玉哲郎
 
※ジャズ・クラリネットを腰を据えて(笑)聴いたのは初めてかもしれません。が、こんなにクラリネットが心地良いなんて!もし、腰据えて(笑)聴いたことない方は聴いてみてください。鈴木さんのクラリネット、この先兵庫県たつの市で5/2(土)龍野クラシックアネックスにてライブがあるそうです。荒玉哲郎さんもご一緒。
※5/2ライブは開催延期となったそうです。
 
 
 
 3/28(土)の通常営業は16時30分迄です。ご了承下さい。

3/28(土)北川真美(vo)畑ひろし(g)荒玉哲郎(b)鈴木孝紀(cl)19時¥2500

 

北川真美さんがディアロードに帰って来たぁー!
しかも北川さんが心を許すメンバーと共にです。
今回初ディアロードの鈴木孝紀さん(cl)、久々の畑ひろしさん(g)、荒玉哲郎さん(b)とカルテットで豪華ライブを開催です。満席となりました。
 
※ディアロードは普段なら、25人のお客様の席を用意できますが、このような時期ですし、店も狭いので、今回は20名のお客様とライブを楽しむ事にしました。窓は出来る限り開けたいので、寒いのが苦手な方は、上着をご用意下さい。
 そして、万が一、当日体の調子が悪かったり、熱があるという方はライブの参加をご遠慮下さい。20名はどうかとお考えの方も同様です。何卒宜しくお願い致します。
 
ディアロード、久しぶりの北川真美さんのライブ!皆さんで気持ち良く応援したいと思います!
 
 
 
 北川真美(vo) プロフィール
  20歳を過ぎた頃、JAZZのリズムに‘興奮と落ち着き’という一見相反する感動を抱く。
幼少の頃から歌うことがすきだったこともあり、ジャズシンガーを志す。 
 
2004年よりライブ活動を始める。
2008年6月1stアルバム「Close Your Eyes」
2012年6月2ndミニアルバム「I'm Old Fashioned」
2013年11月3rdミニアルバム「Kiss」(Gypsy Swingスタイルで録音)をそれぞれ全国リリース
 
 テレビやラジオ等のメディアにも多数取り上げられる。
スタイルはストレーに歌うスタンダードが中心で、そのムードあるステージングはヴォーカルファンから注目を集めている。 
 

畑ひろし(g) プロフィール
 1959年3月2日生まれ。 大学在学中よりジャズ・ブルースに強く影響を受け、多くのアマチュア・プログループに参加。 1998年、ニューヨークにてルイス・ナッシュ(ds)ピーター・ワシントン(b)と1st.CD「イントロデューシング」をレコーディング。理想のギタートリオを実現させた。 以降、同メンバーで2nd.CD「ドアトゥ ドア」3rd.CD「ブルース・ウォーク」を発表。 2002年「第十回中山正治ジャズ大賞」プロフエッショナル部門を受賞。 独自のフィーリングを持った彼の演奏スタイルは、海外のミュージシャンにも定評がある。

 

荒玉哲郎(b) プロフィール
1967年 9月1日 広島県生まれ。 幼少の頃より電子オルガンを始め、16歳の時にエレクトリックベースを手にし、17歳の頃よりプロとして演奏するようになる。高校在学中にジャズに目覚め、卒業後アコースティックベースに転向、北川潔氏(現在NYにおいて第一線で活動中)に師事。京阪神を中心にジャズクラブ等で本格的な演奏活動を始める。その後、ミッキー・ロウカーやオテロ・モリノウらと共演、本場NYのジャズシーンに触れるため、94年秋より単身渡米する。帰国後音楽活動を再開、現在ジャズやブラジル音楽のグループに参加し、関西を中心に活動中。

 

鈴木孝紀(cl) プロフィール
大阪音楽大学音楽学部クラリネット専攻卒業。卒業後、クラシック奏者として、室内楽やオーケストラなど多数のコンサートに出演。ジャズミュージシャンである家族の影響を受けてJazzに傾倒し、演奏活動を開始。現在、ジャンルを問わず様々なミュージシャンとの共演を重ねライブ活動を行っている。アーティストのCDへの参加をはじめ、USEN放送やCMやドラマなどのTV音楽、その他のスタジオレコーディングワークも精力的に行っている。
2015年、各方面で活躍する、愛川 聡guitar 荒玉哲郎bassの両氏を迎え、自身のTrioを結成。これまでに二枚のリーダーアルバム「COLLAGE」(2015年) 「Paracca」(2018年)をリリース。編成のシンプルさを感じさせない奥深く響くサウンドと緻密なアンサンブルで、限りなくアコースティックでノーブルな室内楽ジャズの世界を繰り広げ、各方面から好評を得ている。
また、2008年より自身のライフワークとして続けてきたクラリネットソロプロジェクトは10年目を迎える。
クラシックを踏襲してきた鈴木ならではのウォームで芯のある音色とジャンルにとらわれない独自のスタイルで、新たなクラリネット音楽を提案し展開している。大阪音楽大学で教鞭をとり、学外での開放講座等も複数行っている。

 

 


 
 
 
3/8(日)
 昨日は高瀬進プロデュース「街かどライブ」~エバ・ハダシ(vo)西垣ドラミ(p)井上歓喜(as)~を開催しました。
 コロナ旋風吹き荒れる中、『ウチは関係ありません』ではなく、換気を!しまくったまま(ずーっと窓閉め忘れて)人と人との距離は程良く保ち、気持ちよくライブを完了!
  
 何よりウクライナとの小さな親善が放出で深められました。
 大阪在住歴長く、「大阪人と思っています。」というエバさんと、高瀬プロデューサーとはFB仲間。言語学者でもある、ウクライナ音楽大学出身の、さらに作家(ウクライナの一番大きな文芸大賞をこの度受賞)であり、映画「スティール・アンジー」の挿入曲も作る、バイタリティー溢れた女性。
 
 そんな彼女が今回、西垣ドラミ(p)さん井上歓喜(as)さん達と初顔合わせしライブとなりました。「ブラック・コーヒー」「ムーン・リバー」「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ?」「マイ・ファニー・バレンタイン」「エンジェル・アイズ」他のスタンダードに加えて、ウクライナの歌をアカペラで気持ちを込めて歌ってくれました。
  
 ウクライナの地理的な位置(ロシアの下じゃない、黒海の上だヨと言うそうです)、首都、伝統料理、芸術家等をトークに交えて教えてくれました。「美人が多い」(by高瀬p)国であるという周知の事は、エバさんで証明されました。(笑)
 
 1st最後はそんなウクライナの歌「デュオ・カラー(二つの色)」をアカペラで祖国を思いながら。因みにウクライナの色は黒(苦しみ)と赤(愛)だそうです。
 
  
 2nd1曲目は、高瀬pがお連れしてくれた、井頭月(イガシラツキ)さん~2年半前に来てくれました~華奢な月さん、以前にも増して華やかに「イン・ア・メロウ・トーン」を歌ってくれました。
 
 西垣さんは可愛いらしさからは結びつきませんが、アグレッシブなピアノ、指さばき!かと思えば繊細なフレーズが出で来る~又あらためて聴いてみたいです。
 エバさんから、トーク中に「暗い」という烙印を押されてしまった井上歓喜さん(※1)ですが、曲中に入ってくる効果的タイミングで、ボーカルを引き立てて、歌とピアノ間を駆けました。また、二人の息の合った音とムードがこのライブを盛り上げてくれました。
 
 「スティール・アンジー」という映画の挿入曲も手掛けたエバさんは、その中の1曲「このドレスを着させてくれる?」を初生演奏を披露。
 アンコール曲は「スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ」で、楽しいトーク&ライブを終わりました。
  
  リハーサル時に、マッコイ・タイナーの訃報を知り、ホントに淋しい気持ちになりました。高瀬pは既に知っていて、「数年前に東京ブルーノートで会って喋ったのが最後」と仰ってました。
 
 ※1 ライブ後に井上歓喜さんにご家族がいるのを知り、私「チャラ男と思ってましたが」歓喜さん「チャラ男ではないです」私「昔はチャラ男だったでしょ?」「いえ、一回もチャラ男には!」失礼しました。みんな、みんなストイックだ。
 
 
 通常営業は17時迄です。宜しくお願い致します。

3/7(土)エバ・ハダシ(vo)西垣ドラミ(p)&ゲスト八巻志帆(bcl)19時~¥2000

 
『ディアロード 街角ライブ』(高瀬進プロデュース)を開催します。
 
エバ・ハダシさんは、ウクライナ出身のヴォーカリスト。著書:「ウェスタン芸者」出演映画:「アンジェリカ」(キエフ映画祭出品)
高瀬進プロデュース『街角ライブ』 にて、ジャズ&ウクライナの曲を唄って頂きます。
ピアノは西垣ドラミさん、テナーサックスに井上歓喜さんをお迎えします。
お席に余裕があります、
 
コロナウィルス旋風が吹き荒れていますが、当日のライブは、お客様同士密接せず、喚起を十分に致します。心配なさらないでください。(当日熱があったり、風邪気味で調子悪いという方はご遠慮ください。)

 エバ・ハダシ(vo) プロフィール
エバ・ハダシはエフゲーニャさんの芸名。ウクライナで生まれ、大学時代にウクライナ国立チャイコフスキー記念キエフ音楽院の指揮科で学ぶ。第二外国語を日本語に決めてから日本文化に魅了され、卒業後は同大学東洋学部に進学。「日本人の礼儀と敬語」について研究した後、「明治時代の日本音楽における西洋文化の影響」を研究し博士号を取る。日本滞在歴10年。
ヴォーカリスト、シンガーソングライター、モデル、ラジオパーソナリティ等の顔を持つ。
 
自伝的ノンフィクション小説「ウェスタン芸者」(西から東へやって来た自分の生活)を3年半かけて書いた。ハダシは日本語の「裸足」から。ゼロから、過去の困難を乗り越えて新しいスタートを
という意気込みを表している。日本とウクライナを行き来している毎日を過ごしている。
 
 
 
 西垣ドラミ(p) プロフィール
 鳥取県出身。4歳よりクラシックピアノを始め、大阪音楽大学短期大学部にて上田千鶴子氏、小林峡介氏に師事。 卒業後、甲陽音楽学院にてジャズピアノを竹下清志氏、佐伯準一氏に師事。卒業後、ピアノレッスン、専門学校でのアンサ ンブル指導を行いながら演奏活動やレコーディングで幅広く活躍。ポップスバンドのライブサポートで、日本武道館、福岡ドーム、 インテックス大阪をはじめ、様々なライブハウス、カフェ、バーでライブ経験を積む。現在はジャズライブ、ボーカルサポート、ブライ ダル、ホテルソロピアノなど関西を中心に多方面で活動。また、ボサノバユニット・リトルムジカのキーボード、ピアニカの魔術師 学校公演のピアニストとしても関西・関東問わず活動中。     
 
 
井上歓喜(as) プロフィール
 大阪音楽大学短期大学部音楽専攻JAZZコース卒業。河村英樹氏、土岐英史氏に師事。卒業後、パーティや結婚式等での依頼演奏やバンドサポート、レッスン等の活動を開始。

ポップスバンドやインストバンドをいくつかやったのち、 2007年バンド「KIKUKA」に参加。初めて名古屋、東京、北海道のツアーをし成功を収める。 2010年2月オリジナルインストポップバンド「The jubilax」で活動開始。2012年The jubilax1stアルバム「It's mine」を発売。2014年2ndアルバム「ignition」を発売。
 2015年片桐久尚(pf)率いるCOOLTONE GROOVEに参加。 COOLTONE GROOVEの発売中のCD、ライブDVDに参加。2015年10月、自身の活動10周年を記念して『井上歓喜 10th anniversaryソロコンサート2015』を地元伊丹アイフォニックホールで開催。2017年2月オリジナルフュージョンバンド「Axisolid」活動開始。2017年2月Axisolid 1st CD「Try」発売。2018年8月Axisolid 1st アルバム「Axisolid I 」発売。2019年1月-Saxophone Salon- 『K's lore』をオープン。