2/24(金)
昨日は荘司幸恵トリオ~荘司幸恵(p)弦牧潔(ds)松元敬志(ds)~ライブを開催しました。
昨日は天気良く、ほんのり暖か気味で、、ご来店してくれたお客様もほっこり気分でトリオライブに臨んでくれた事と思います。ご来店して頂いたお客様には感謝致します。
遠く和歌山から来て頂いた方も、有難うございました。
昨日のライブは「いつも顔合わせてる三人だけどトリオでの演奏は初めてで、彼ら自身、微かな不安を楽しみながらも、荘司さんの好きな楽曲を中心に、あまり聞けない曲等にも
果敢に取り組んでくれた、心に刺さったトリオの演奏」でした。
1. Barbados「バルバドス(地名)」(Charley Parker)
2. Tadd's delight(Tadd Dameron)
3. Come Sunday(Duke Ellington)
4. On top of the roof(Michel Petrucciani)
1. Casbah(Barry Harris)
2. Dark eyes「黒い瞳」
3. A house is not a home(Burt Bacharach):家は家であり、家(我が家)ではない
4. Helen's song(George Cables)
encore. Things ain’t what used to be「昔はよかった」
中でも、「A house is no a home」というバート・バカラックの綺麗なバラード曲は良く耳にしてましたが、悲しい歌詞内容を荘司さんが教えてくれてからの、このトリオでの重くなく美しさを讃えた演奏が素晴らしかったです。
「Helen’s song」はGeorge Cablesの素敵な曲でした、(個人的な意見ですが)彼の曲を好んで選んで演奏してくれた事に有難うです。さりげなく弾く荘司さんのピアノなのに、気持ちが沸き、心つかまれてたのは私だけではないでしょう。
1st4曲目のペトルチアーニの難しそうな曲を楽譜なしに、気合も無くさらりと弾く荘司さん。スタンダード「Dark eyes」はスイングしてました。
「A house is not a home」のベースソロが特に良かったです。心動かすベースマン松元さん。
トリオの基礎を請け負う弦牧さんでしたが、アンコールの「昔はよかった」では、ソロで会場の拍手喝采をかっさらっていきました。
ピアノトリオは久々でしたが、とても新鮮でした。
荘司さんの選曲に弦牧&松元さんが楽し気に力を注いでいたところが、このトリオの良さかもしれません。
アンコール曲「Things ain’t what used to be」にてライブは終わりました。
セカンドステージから、東京からのジャズスポット巡りの猛者(モサ)が、ライブとは知らずに(「〈階段を上がりながら〉これはレコードか?いやちがう、生音か!」と上がって来てくれて、そのまま演奏を気に入り、アンコールまで楽しんでくれました。
神戸&京都のジャズスポット巡りを終え、帰る寸前にDEAR LORDにお立ち寄りくださった(通称)Ericlandさんした。
み
このコケティッシュな女性は、、ジャズピアニスト荘司幸恵で、実際のところ彼女は、男性顔負けの気の強い子(娘)。今回、大人の階段を登りつつあるドラマー弦牧潔とベーシスト松元敬志を引き連れて、ディアロードへ殴りこ、(イエ)素晴らしいトリオの演奏をしに来てくれます。
残席1~2席となりました。。090-8141-7309迄 チャージ¥2000円
※ちなみに彼女は、2014.12月約8年前トランペッター横尾昌二郎とベーシスト山本学と出演(みんな若い!)
荘司幸恵プロフィール
クラシックから転向しジャズを独学し大阪音楽大学ジャズコースに入学。在学中からプロフィール活動を開始。故西山満(bs)氏の元で更に研鑽を積み、国内外の多くのミュージシャンと共演。
現在は宮哲之(ts)のカルテット等を中心に活動中。
弦牧潔プロフィール1981年生まれ。大阪府出身。
関西大学在学中にジャズと出会う。ドラムの基礎を竹田達彦氏に師事。
西山満氏のバンドで、国内外の素晴らしいミュージシャンと共演を重ねる。G.S.B.、宮哲之トリオ、大塚善章 trio le frais、須藤雅彦クインテッドなど、数々のバンドに参加。
‘今西セクステット’ ‘ハードバップ研究会’ 他関西を中心に精力的に活動中。
松元敬志プロフィール
19歳の時より、谷町九丁目のサブにて故西山満氏を中心に出演者から様々な
影響を受けjazzを学ぶ。
中島教秀氏、井上幸祐氏にレッスンを受ける。
現在、宮哲之Quartet 等で活動中。
2/19(日)
昨日は高橋知道カルテット~高橋知道(ts)大野こうじ(g)宮野友巴(b)中村雄二郎(ds)~
のライブを開催しました。
寒い日が続いた後、昨日は霧雨の降る気配もありましたが、少し暖かさを感じられる一日でした。
高橋さんがパーソナリティなさってる「神戸ジャズフォニックラジオ」(木曜18:00)でのライブ告知を聴き逃さなかったお客様も多数いらして、今回も満員でライブを観ることになりました。
昨日のライブは、「高橋オリジナルに加え、高橋アレンジのスタンダードが、ベテラン寄りの若者カルテット4人の炸裂する演奏で、エネルギーの塊を目の当たりに出来た、みたいなライブ」でした。
1. All the things you are(ジェローム・カーン)
2. ンジョモ(高橋知道)
3. Doxy(ソニー・ロリンズ)
4. K.S.vol.3(作曲家すぎやまこういちさん追悼の意をこめた高橋オリジナル曲)
5. Shake what(高橋知道)
1. East of the sun(ケニー・バロン&スタン・ゲッツデュオに
2. Fun fun funk(広瀬未来氏曲名決定・高橋知道オリジナル)
3. Day dream(ビリー・ストレイホーン)
4. Bluesette(トゥーツ・シールマンズ)
5. 木曜3限のブルース(高橋知道)
encore. Everything happens to me(マット・デニス)
スタンダードにも高橋知道アレンジがほどこされ、又、「Day dream 」ビリー・ストレイホーンがジョニー・ホッジスに捧げた美しいバラードをジョニーホッジスのピッチベンド奏法よろしく、素晴らしいバラード演奏有難うでした。
半分が高橋知道オリジナル!伸び伸び感がハンパ無く出ている高橋さんのオリジナル演奏は、「テナーの良さがにじみ出ているー!」と私は心の中で叫んでました。
昨日の大野さんのソウルフルでカッコいい~ギターにしびれた方、当店で6月にもライブ有りますので宜しく!
中村さんも高橋オリジナル曲で思い存分炸裂、N.Y.の風を運んでくれたかのようでした。
宮野さんのすごく良く鳴ってたベースが、一瞬止まったのも演出だった余裕!ベテラン寄りのエネルギーを出してくれました。
カルテットの皆さんが持ち場を堅持し、エネルギーの集まりを魅せてくれたライブは、アンコール曲「Everything happens to me」にて終了しました。
※髪切るタイミングを失っている中村雄二郎さん
広島出身の高橋知道(ts)をはじめ、渋クールな若手寄りのベテラン軍団、(いや、ベテラン寄りの若手軍団です)がスタンダードナンバーからオリジナルまで、熱い演奏を繰り広げてくれます。
終了しました。
高橋知道(ts)
1981年11月2日生まれ、広島県出身 高校と入学と同時にテナーサックスを始める。
3年生のとき、神戸で開かれるスチューデントジャズフェスティバルで、個人賞としては最高のバークリー賞を受賞する。
卒業後大阪音楽大学に入学しサックスを土岐英史(AS)に師事する。 在学中からプロ活動を開始し、日野てるまさ(TP)、渡辺貞夫(AS)、川嶋哲郎(TS)越智順子(VO)、松永貴志(P)など数々の著名人とセッションを重ねる。
2003年第一回守口、門真ジャズコンテストでグランプリ、オーディエンス賞、ベストプレーヤー賞とすべての賞を総なめした。 2004年浅草ジャズコンテストでもバンド部門でグランプリを受賞した。
2007年9月~2008年7月までNYへ渡米 現地でデイヴリーブマン(TS)、ジョーイカルデラッツォ(P)など、数々の超一流ミュージシャンとジャムセッションを重ねる ラテンバンド『サムワンヒル』で黒田卓也(TP)とともにホーンセクションをつとめ、 NYのメディアにも何度か出演した
2008年の10月第二回神戸ネクストジャズコンペティションでもグランプリ受賞。
2014年12月シカゴで開かれた、サックスメーカー『カイルベルト』主催のサクソフォーンアイドルにて、日本人として初めてファイナリストに選ばれ、3位入賞を果たす
現在は自己のオリジナルバンド、CM録音、レッスンなど全国をまたにかけて活動している注目の若手サックスプレーヤーである
大野こうじ(g)
リズム、メロディ、フレーズの三拍子が揃った端正な美しい音色で聴く人を魅了するギタリスト。
高校卒業後、ヤマハ音楽院大阪入学。竹田一彦氏、白畑能男氏、小川逸史氏に師事し、Jazzを始める。
卒業後Jazz Club "SUB"にて西山満氏(b)のもと、様々なセッションを経験し研鑽を積む。
現在自己のグループなど関西を中心に活動しており、その確かな実力は多くのミュージシャンから絶大な信頼を受けている。
宮野友巴(b)
1977年4月12日生まれ、兵庫県尼崎市出身。父親がジャズベーシスト、母親がジャズボーカリストという環境に育ち幼少の頃から音楽に興味をもつ。10才からアコースティックギターを始め12才でエレキベースに転向、13才の時に母親のリサイタルを聴きに行ったことがきっかけで、ジャズへの関心が高まる。
その後、ジャズベースを村松泰治に師事。15才になってウッドベースに転向。クラッシックベースを林武寛に師事。音楽理論全般を谷口知巳に師事。18才から谷口知巳 (tb) のバンドでプロとしての活動を始め、その後さまざまなセッションを経験する現在はhyun-cafe EMIKOM 木畑晴哉・田中洋一カルテット Trio SECO 等で活動中。
若手ミュージシャンの登竜門であるクレオパトラズ・ニードルや、ハーレムにある老舗ジャズ・クラブ、セント・ニックス・パブなどでハウスドラマーを務める傍ら、ニューヨークの音楽シーンを代表する女性ヴォーカルであるイヴ・コーネリアスのバンドに参加し、レノックス・ラウンジ、スィートリズム、バードランドなど一流クラブにも多数出演する他、ロイ・ハーグローブ、ディビッド・キコスキ、ウォルター・スミス3世(英語版)、ジャリール・ショウなど、世界的なアーティスト達と共演。
2016年より拠点を日本に移し多忙な日々を送る。
2/12(日)大阪ジャズ同好会例会 14時~17時 |
終了しました。
今月の特集:『ジュディ・ガーランドの魅力』(担当:寺本泰規)
ジュディ・ガーランドはミュージカル映画の世界で有名になった歌手兼女優で、ジャズ歌手とは言えませんが、その歌詞の表現力や歌唱力はそこら辺り;のジャズ歌手顔負けの実力者です。
次回は彼女の生涯を唄と共にたどり、その魅力をお伝え出来ればと思います。(寺本)
新譜紹介: 古川正孝氏
参加者持ち寄り:『ビブラフォンの名手達)』
レッド・ノーボ、ライオネル・ハンプトンに始まるジャズ・バイブの歴史ですが、モダンジャズ以降も名手達が多く出ています。次回はそのジャズ・ビブラフォン」奏者でお好きなミュージシャンをご紹介ください。(事前にご連絡下さい。優先的にご紹介します。一人15分以内でお願いします。できるだけたくさんの方からの持ち寄りをご紹介したいので厳守のほどお願いします。時間の関係でオーバーする方は一部の曲をカットさせていただく場合があるということをあらかじめご了承ください。)(寺本)
参加費 ¥800(1ドリンク+お菓子&おつまみ)途中からの参加もOK
(主催者より~守って頂く事)
1.例会中は飲酒時以外はマスク着用(発表時も)でお願いします。
2.今回からは人数制限を外したいと考えています。満員(20名以上)になりましたら参加していただく事が出来ないためご注意下さい。
3.発表者の方は優先的に入場できますが、早めにお出でください。
(当日の感染防止策)
1.両側の窓を開催時間中は一部開放します。
2.30分に1回換気を行います。
開催日:2023年2月12日(日)14〜17時(受付13:30~)
会 場:JAZZ喫茶「DEAR LORD」(ディア・ロード)
(大阪市鶴見区放出東3-20-21コンビビル4F)
(090-8141-7309)
(JR放出駅出て徒歩1分)
尚、当日の用意上、参加希望の方は下記のアドレスまでご連絡くださるようお願いいたします。
寺本 泰規
2/19(日)関西ジャズソサェティ例会 14時~17時 |
終了しました。
2月例会のテーマは「巨匠たちの競演」です。
久しぶりに重量級の演奏が揃うかも、と思わせるテーマですね。
どんな組み合わせが登場するか楽しみです。(主催者 赤阪英樹)
個人特集担当は安村さんで「不滅の日本のジャズポップス」がテーマです。
「LP10枚入りボックスから選択したアーティストを選んで聴いて頂きます」(安村)とのことです。
日時 :2月19日(日)14:00~17:00
場所 :ディアロード
会費 :1500円(1ドリンク+おつまみお菓子付)
テーマ :「巨匠たちの競演」
個人特集:「不滅の日本のジャズポップス」
毎月作成の会報Vol.283