大阪市鶴見区 JR放出駅から徒歩1分の場所にあるジャズ喫茶
JAZZ喫茶 DEAR LORD <ディア・ロード>
~珈琲を飲みながら ゆったりとした時間を
         お過ごしください~


〒538-0044 大阪市鶴見区放出東3丁目20-21 コンビビル4F
TEL:090-8141-7309 
 
 
 

2021  9月のカレンダー

   
 定休日:月・水・第5土・第5日  営業時間:13ー19時 TEL:090-8141-7309  
 
   
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12Swing Addiction Trioのライブは都合により中止と なり
ました。申し訳ありません。
 
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18 LIVE! 薮下ガク(g)加納新吾(p)芝田奨(b)斎藤洋平(ds)14時~¥2000
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26LIVE!當村邦明(ts)
鈴江愛理(as)安田皓誠(p)
田中真登(b)弦牧潔(ds)14時2500円
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29休 
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大阪ジャズ同好会 9/5(日)の例会が延期となり10/10(日)に開催予定です。

緊急事態宣言が延長が無い場合開催します。
 
 9/27(月)
 昨日は當村邦明(ts)鈴江愛理(as)安田皓誠(p)田中真登(b)弦牧潔(ds)~バンド名chasen'
のライブを、コロナ禍の満席で開催しました。
 (茶筅チャセンは奈良県生駒市高山が世界一を誇る製造産地であるところから、バンドの3名以上が奈良出身ということもあり、ドラムの弦牧氏がつけたバンド名。変更希望者もいるそうです。)
 
 昨日のライブは一言でいって、「あるセッションで意気投合し、ピアノの安田君の参加で結成したバンドが、當村さんのやりたかった曲を、この先楽しみな新人達や気心知れた仲間と幅広い選曲で聴かせてくれたライブ」でした。
 
 さて、1曲目はウェイン・ショーターの若い頃の作品「Witch hunt」。出だしの音に感激しました
(リハーサル時、訳あって私が聴けてなかったのかもしれません。※1)
 當村さんの匂い発するソロ、鈴江さんのクールな吹き方(表情も変えず、態勢も崩さず)から良いフレーズが出てきます。20歳になりたての安田さん、この先どんなピアノをどんな風に弾くのか、追いかけたい気持ちになった方もいるのではないでしょうか。30歳若手田中さんのベースは
びんびん来る芯のある音色でした。一人の男性客が「ジミー・ギャリソンみたいなベース」と評されてました。(J.ギャリソン参加の「Speak Low」あらためて聴いてみたいと思います)
 
 弦牧さんも先日40歳となりました。10/16(土)のハードバップ研究会もあり、今年の当店ライブ最多出場(4回)となります。まかせられる、まだまだ若手(良い意味で)のドラマー。
 
 2曲目は、オーネット・コールマンの「ジェイン」詩人ジェイン・コルテスと1954年結婚。)
デビュー仕立ての頃の作品だそうです。明るく軽やかな曲調でした。
 リーダー當村さんは、他プレイヤーの演奏に目を配りつつ、さらに鈴江愛理さんのソロの後には、必ず小さい拍手をしてましたー。(妻、愛理さんは11月初旬に出産予定ですが、復帰予定は来年早々だそうです。頑張ってー!お待ちしてます。)
   
 3曲目はデューク・エリントン作曲のバラード「All to soon」
綺麗な曲でした。當村さんのクラリネットが登場し、彼女のサックスや安田君のピアノにオブリガード。さらに幅のある盛り上がる曲となりました。
 
 ラスト曲はチャールズ・ミンガスの「直立猿人」。ミンガスが不動の地位を確立した1956年の傑作。これは独特の曲なので、店であまりレコードをかける事はなかったのですが、来週から新しいレコードプレーヤーでかけてみる事に決定します。
 當村アレンジの「直立猿人」はとても新鮮で、このバンドにピッタリの曲。20歳の安田君もこの曲をこなして弾いてました。
 男性スタッフが「レアな曲をやるね」と、當村さんに訊いたところ、「この曲をやりたくて、初めて演奏した」との事。
 
 2nd1曲目は「Hot house」。タッド・ダメロン(ピアニスト・作曲家)1945年作
(今日の曲中にはスタンダードな名曲と同じコード進行で、メロディーが大胆に違う曲々があったそうです。例えば「Hot house」は「What is this thing called love?」のコード、「ジェイン」は「Out of nowhere」のコード、といったところ。ほかにも一杯あるそうです。)
 
 2曲目はToots Thielemansトゥーツ・シールマンズ(ハーモニカ奏者・ベルギー)の「Bluesette」 
1962年に大ヒットした曲。この曲を安田君が良い風味のピアノでたっぷり聴かせてくれました。
田中ベースと弦牧氏のドラムと。
 
 ラスト曲は「It’s you」リー・コニッツの曲。
 アンコールは「How long has this been going on(いつの頃から?)」でライブは終わりました。
  當村さんが「僕のMCは大丈夫ですかーっ?!」と観客に問うシーンがありましたが全然大丈夫。
というかホッコリした癒し系MCでした。
 
   
  
(お客様撮影)
 
 ※1 弦牧さんがベースドラムのペダルを忘れたとリハーサル前に気づき、どうする?という事になりました。
「この近くにドラムしていた大学の先輩がいる!」と気転をきかし、彼が連絡したところ、、「もちろん貸すよ、構わないよ~予備の1つが車にあるから、持って行きなさい」と二つ返事で貸してくれることに。
 その偉大な先輩は、当店から車で5分もかからない内環状線沿いの名店「510」(老舗のステーキハウス)のオーナー後藤さん、この辺りでは有名な方です。
 これまでに二回位しか喋ったことのない、先輩に連絡してみようと思った弦牧さんにも拍手でした。
 

9/26(日) 當村邦明(ts)鈴江愛理(as)安田皓誠(p)田中真登(b)弦牧潔(ds)

14時~¥2500
 
 お待たせ致しました。當村邦明クインテットの紹介をさせてください!
 
スウィング、ビバップ、クール等々色とりどりのジャズスタンダードを取り上げて、
 
個々のソロはもちろん、バンドアンサンブルでも5人の個性満載の即興演奏を
 
繰り広げます。 
 
←ポスター作成:弦牧潔
 
 
 當村邦明(ts)
 1986年兵庫県西宮市生まれ、淡路島出身。 16歳でサックスを始める。
大学進学後、プロミュージシャンを多数輩出する 学生ビッグバンド ジャズコンテストで上位入賞やソロイスト賞を獲得。 その後関西を拠点にプロとして活動を始め、 スウィングやビバップといったジャズの伝統的なスタ イルに根差しながらもさまざまな音楽家との共演を経て独自のサウンドを模索し、 より幅広い表 現と変化に富んだ即興演奏を追求していく。
定岡弘将(ds)主宰のセロニアスモンク大学、今西佑介(tb)セプテット、 横尾昌二郎(tp)ビッグバンド 等の作品や、その他ジャズ、オリジナル、即興等さまざまな演奏や作品に参加している。
 
 
 ジャズサックス科 | レッスン科目 | 天理楽器
 鈴江愛理(as)
1991年生まれ。奈良県出身。趣味は山登りと料理。
祖父の趣味であったアルトサックスを9歳で手にする。その楽しさから将来ミュージシャンになると決意する。 ジャズ好きの母の影響で、高校在学時よりジャズを習い始める。 高校卒業後、甲陽音楽学院へ入学し、荒崎英一郎氏に師事。 以後、良い音と枠に囚われないフレージングを追求しながら、関西を中心に自己のグループや、フリージャズ、 即興演奏に傾倒したバンド「Happy House」のメンバーとしてライブ、レコーディング活動を行なっている。
 
 
安田皓誠(p) 
2001年大阪府に生まれる。
3歳からエレクトーンを習い始める。小学5年生の頃、小曽根真氏の演奏に感銘を受け、ジャズピアニストを志す。
中学生の頃よりジャズクラブ各所でのジャム・セッションに参加する。現在、長谷川朗氏(sax)や高橋知道氏(sax)広瀬未来氏(tp)のグループで「ロイヤルホース」「谷町九丁目サブ」など大阪の主要ジャズクラブへ出演、「西成ジャズ」のメンバーとしても活動中。
  
船内イベント 出演者紹介 | フェリーさんふらわあ
田中真登(b)
広島市出身。 高校在学中にベースを始め、甲陽音楽学院に入学。 卒業後は奨学金を獲得しバークリー音楽大学に入学。 在学中はHal Crook、Susan Hagen、Greg Hopkinsに師事。 帰国後、関西を中心に活動。  
 
ドラムを担当する弦牧潔さん - 京橋経済新聞
弦牧潔(ds) 
1981年生まれ。大阪府出身。
関西大学在学中にジャズと出会う。ドラムの基礎を竹田達彦氏に師事。
西山満氏のバンドで、国内外の素晴らしいミュージシャンと共演を重ねる。G.S.B.、宮哲之トリオ、大塚善章 trio le frais、須藤雅彦クインテッドなど、数々のバンドに参加。
‘今西セクステット’ ‘ハードバップ研究会’ 他関西を中心に精力的に活動中。
 
 
 

  
 
9/19(日)
 昨日は、薮下ガク(g)加納新吾(p)芝田奨(b)斎藤洋平(ds)のライブを決行しました。
 
 台風の予測をみて、当日の14時には、たぶん通り過ぎるだろうとTwitterで「やります」と前日の昼に発表しましたが、台風一過の強風や交通運休等の心配もあり、当日の8時に決定することにしました。
 そして朝、「ナニ!?」風なし・雨なし・心配なしでした。
プレイヤーさんもお客さんも、前夜気を揉まれたことでしょうが、本当に良かったです。
コロナ禍の満杯のお客様方、来て頂き本当にありがとうございました。
 
 1st1曲目は、スタンダード曲「My ideal」
このカルテットの良さを軽く紹介してくれたような、とても軽やかないい感じの「My ideal」でした。
 
 2曲目は、薮下ガクオリジナル「Purple」
最前の若い男性が、ガクさんのギターに頷いてくれながら、足でリズムを取ってくれていて、、、「ヨシ、OK!」と嬉しかったです。
 10年くらい前に書いた曲だそうですが、今までの楽譜をパソコンに打ち直す作業中、「この曲は今演奏してもオモシロいかな!」と再発見し、今回持ってきてくれました。スーッと入ってくる感じのオリジナル曲でした。
 
 3曲目は「I'll remember April」
薮下ソロから加納ソロ、洋平さんソロ。メリハリの効いたリズム、洋平さんのドラム快調!薮下ソロの細やかな爪弾きに見とれてしまいます。加納さんのソロピアノが全開ノリノリ!
 
 そして4曲目「passengers パッセンジャーズ」オリジナル曲
かっこいい曲です。あ、イントロが良いなーと思ったら、中身が素敵すぎる。薮下さんのギターソロを1音もらさず聴きたいと思いました。
 「passengers」にピッタリの洋平ドラム、「passengers」である加納ピアノ、「passengers」を支える芝田奨ベースが又良かった。メンバーはこの曲を理解し、好きなんだという気持ちが伝わってきます。
 とにかく、薮下ギターの音色とメロディーが、気持ちを癒す、イヤ気持ちを高揚させる、心を搔き立ててくれました。もう一度(死ぬまでに)聴きたいです。
 
 2nd1曲目「Come rain or come shine」
1946(S.21)にミュージカル「St.Louis Woman」挿入歌。「降っても晴れても(どんなことが起きようと)」という意味の恋愛テーマの曲ですが、、降っても晴れてもライブやる!まさに一昨日~昨日の我々の様という感じです。
 
 2曲目は「My shining hour」
あるドラマーの方がアレンジした変拍子の1曲。難解な曲、リハーサルでも「もう1回やろう」とメンバーが要請。聴きごたえありました!
 薮下さんが加納ソロ中、マスクで口は隠れてましたが、ニコニコ(ニヤニヤかな)して、加納ピアノを讃えてました。
 
 3曲目は「Stablemates」
言わずと知れたベニー・ゴルソンの曲。紹介なく始まりました。薮下ソロの速爪弾き、芝田さんも気持ちがこもったベースソロを聴かせてくれました。
 
 4曲目はジュリアン・ラージの「Nocturne ノクターン」
泣ける良いメロディに、さらに1音1音ガクさんの細い指から音色のよい弦の音。洋平さんと芝田さんもここにきて、最高潮の演奏を醸し出していました。加納ソロも泣けるー。
 
 アンコールは「Our love is here to stay」
加納さんの軽やかなピアノ、さらに右→左、左→右のグリッサンド。ガクさんの爪弾きは最後まで
快調でした。
芝田さんも洋平さんも絶対にこのバンドには欠かせない。4人はグッド&ベストでした!
  
  
 
 関西ジャズソサェティ会長Tさんと
     
 

9/18(土)薮下ガク(g)加納新吾(p)芝田奨(b)斎藤洋平(ds)14時~¥2000

 
 
 薮下ガクギターカルテット!今回はオリジナルや変拍子、スタンダードなどを中心に、
 
ギターカルテットならではのサウンドををお届けします。
 
 メンバーは関西を中心に活動する素晴らしいミュージシャンが揃いました!
 
ぜひお越し下さい! ご予約は090-8141-7309(店)まで。
 
 
裏ポスター 
 
 
 
音楽のあるまち♬19 自分がやりたい音楽〝ジャズ〟で 聴く人を楽しませ ...
薮下ガク(g)
1986年1月14日生 高校在学中よりジャズギターを柴田達司氏に師事。
2006年大阪音楽大学短期大学部ジャズコース卒業。 2011年より大阪音楽大学演奏員。 2012年ファーストリーダーアルバム「Big Bang」リリース。
2021年より大阪音楽大学非常勤講師。 現在は自己のジャズグループやソロギターでの活動、アルゼンチンタンゴなどジャズだけにとどまらず、さまざまなジャンルで活動中。
 
レッスン紹介 加納 新吾(SHINGO KANO) |アカペラスタジオ 天王寺店 ...
加納新吾(p) 
1986年11月20日 大阪市生まれ。 6歳よりクラシックピアノを始める。 中学、高校ではギターに興味をもち、ポップスやロックに没頭する。 大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コースに入学、ジャズに傾倒。 同大学にて関西を代表するジャズピアニスト近秀樹氏に師事する。 在学中より演奏活動を開始。 2009年 ジュリアード音楽院ジャズワークショップに参加。 2012年 デビューアルバム SHINGO KANO「PRECIOUS」をJAZZ LAB. RECORDSから全国発売。 2013年 第五回神戸ネクストジャズコンペティションにてグランプリ受賞。 2014年 ニューオーリンズフレンチクォータージャズフェスティバルに自己のグループで出演。 2016年 より約三年間ニューヨークへ渡米。 2018年末帰国。現在自己のグループや様々なバンドにて活躍中。 
 
村山義光ライブスケジュール・ブログ LIVEレポ☆2014年10月24日(金)20 ...
芝田 奨 (しばた しょう)
和歌山県出身。 高校生の頃よりJazzBigBandでエレキベースを演奏しはじめる。
その後、大学生の頃からウッドベースを始め、奏法を大阪センチュリーオーケストラの坂倉健氏,ジャズベースを西川サトシ氏に、音楽理論を谷口知巳氏に師事。
京都コンポーザーズJAZZオーケストラのベーシストとして活躍する一方、タップダンサーや二胡、箏奏者など様々な分野のアーティストと共演する。ライブやレコーディングを中心に、関西、中部地方など全国的に活動中。
 
ALWAYS-umeda
齋藤洋平
島根県出身。 中学高校時代より吹奏楽部にて打楽器を経験。京都アンミュージックスクールにてドラムを池長一美氏、坂東等氏に師事。 アンサンブルを堀尾哲二氏、ジャズアンサンブルを村上由美子氏、石橋敬一氏に師事。コンガを村田康夫氏に師事。その後、ロックバンドやラテンバンド等で活動。
同志社サードハードオーケストラに参加し、山野ビッグバンドジャズコンテストに出場しスイングジャーナル賞を受賞。 2010年 高橋知道、大友孝彰らとニューオリンズフレンチクウォーターフェスティバルに出演。現在、数多くのバンドやオーケストラで活躍中。