10/20(火)
昨日は年に一度の「関西ジャズソサェティ主催」ライブ。
今年はThe Three Wishes~林早苗(p)槌橋雅博(b)大野孝裕(ds)ピアノトリオに出演依頼
され、会員さん以外の多くの方々にも来て頂き、超満席。89歳の会長もお喜びでした。
関西ジャズソサェティ代表赤阪英樹氏が「2024年和泉の国ジャズストリート」にて出会い、
心を射抜かれたバンド。納得しました。
ピアノトリオと言っても、全員主役を目指す、ガツンと鳴らしていくトリオ。
スピーカーのスタンドを3本たて、エレキベースも持って来てくれて、ビュイーんと鳴らす(めちゃ
良かったから〇)ピアノにマイクを突っ込むといった荒技(アラワザ)が実を結び、すべて上手くいき
ました。4階まで、重い機材、エレベ、ウッドベース、ごっついスピーカー運んで頂き申し訳なかったです。
1st
1. 星降る夜のスウィング(林オリジナル)
2. Sing upward(上を向いて歌おう)(槌橋オリジナル)
3. Castle walk(槌橋オリジナル)
4. Ladies in Mercedes(Steve Swallow)
5. Infant dream(こどもの夢)(槌橋オリジナル)
6. Wishes(林オリジナル)
2nd
1. Falling grace(林orig.)
2. How my heart gings(Bill Evans)
3. The blue sky(林orig.)
4. Joyful wisdom(槌橋orig.)
5. Requiem for Mr.Kobus(槌橋orig.)
6. Azure forest(林orig.)
encore. Happy happy time(林orig.)
「Ladies in Mercedes」「Joyful wisdom」の大野さんのドラムソロが快調でした。
これまでジャズが専門という訳ではなかった彼、これからはThe Three Wishesの推進力となり
演奏活動される予感有り。
槌橋オリジナル、とても思い入れのある曲揃い。メロディーをグィーンと鳴らすエレキベース曲「Requiem for Mr.Kobus」もよかったです。ウッドベースの弾き(はじき)方に目が張り付き、フレーズ&フレーズが弾かれてベースから飛び出す感じでした。
見た目、ゆったり感ある林早苗さんですがラテン好き。オリジナル曲々もラテンっぽい「Wishes」「Happy happy time」等ノリが良いですし、「Ladies in Mercedes」もこのバンドにピッタリ。心地良い「How my heart sings」の3拍子4拍子ピアノ。又彼女のラテン系以外の爽快感あるオリジナルも良かったです。
ファーストCDが出来上がりましたが、残念ながらライブに間に合わずでした。
今回のライブで、ファンを増やせたと思います。これからはSNS発信、ライブ活動を頑張るとのことです。私もCD手に入れるつもりです。(数曲収録¥1000)
ライブ後、関西ジャズソサェティ代表赤阪さんと
ライブ終了後、雑談交流のひととき、ベース槌橋さんと会員のKさんが大学軽音の先輩後輩の関係とわかり、話が盛り上がりました。
10/19(日)関西ジャズソサェティ主催LIVE 14時~17時The Three Wishes 林早苗(p)槌橋雅博(b)大野孝裕(ds) |
関西ジャズソサェティ主催の年に一度のライブ、今年はThe Three Wishes Live 開催です
The Three Wishes プロフィール
「2019年、ピアノトリオにてスタンダードナンバーを演奏するバンドとして結成。
その後数多く、関西のライブハウス、ジャズフェスなどで演奏してます。
近年は、オリジナル曲も加え、ジャズ、ラテンジャズ、ポップなナンバーなど、幅広いジャンルをピアノトリオで演奏しています。
オリジナル曲などを収録した1stアルバムを、近日リリース予定です。
一般的にピアノトリオは、ピアノが主役と思われがちですが、
当バンドは、3人ともが主役になれる演奏を目指しています。
3人の心が絡み合う演奏を、どうぞお楽しみください。」
林 早苗(pf)
槌橋 雅博(b)
大野 孝裕(dr)
終了しました。
10/14(火)
昨日は溝口恵美子(vo)黄啓傑(tp)大野こうじ(g)時安吉宏(b)弦牧潔(ds)ライブを開催しま
した。
ライブ開始時は27℃、10月半ばなのに、汗ばむ陽気さ。そんな中、後方出入口近く迄一杯のお客様に来て頂き、素敵なライブを共有できました。(有難うございました)
昨日のライブは「素敵にアレンジされた全曲スタンダードで、秋に因んだバラード曲々等が散りばめられ、溝口ワールドの下、気の置けないメンバー(個性的猛者4人)で繰り広げられた、スタンダードお好きな方には特に、嬉しいライブ」でした。
1st
1. inst. On a misty night
2. Almost like being in love
3. Just in time
4. Sky Lark
5. Autumn Nocturne
6. Sister Sadie
2nd
1. inst. Triste
2. Ti's Autumn
3. Four
4. Autumn in New York
5. Autumn Leaves
encore. Moon river~Over the rainbow
「Autumn Nocturne」での大野さんギターソロ伴奏にのせて歌う溝口さん、そこへ黄さんトランペットが、たまらないー!さらに時安&弦牧氏が入り、、そんな秋に因んだナンバーが素敵でした。
(↑北野太朗氏撮影の2枚)
溝口さんが愛着持って呼ぶ「弦ちゃん」は常にシャープなドラムスティックさばき、このバンドを繋ぐ無くてはならない人。弦牧さんのブラシワークが「Autumn Nocturne」では心地よく響きました。
いつも生音で重厚な音を弾いてくれる時安吉宏ベースマン。溝口さんのもとでプレイにおいてもトーク においても、猛者ぶりを発揮してくれます。
溝口さんと演奏する機会も多く、信頼も厚い大野ギター。ソロ伴奏にのって歌い始める時、全て委ねて聴いてられます。ギター好きには納得の音とフレーズ。
パンデイロ(パンデューロ):タンバリンに似てても、音がドラム。そんなパンデイロを常に持ち歩き
(早朝散歩の時も)スキルを究めている黄啓傑さん。「Sky lark」演奏直後「上手い!」とお客さんから声がかかりました。
「Sister Sadie」、「Autumn leaves」トランペットソロがカッコ良かったです。
そして、この溝口さんが言う ‘愛すべきメンバー’の猛者達の演奏にのって、「Sky lark」では
見事なスキャット、美しいメロディー「Autumn Nocturne」「Tis' Autumn」他の溝口恵美子の歌に感動しました。
「Autumn leaves」の素敵なアレンジのイントロがスタートしてから、片手を合図に彼女の歌が始まり黄啓傑ソロ→大野ソロが絶賛でした。
アンコールは、「Moon river」「Over the rainbow」挙手半々だった為、判断に困った彼女、両方メドレーでやって頂き、ライブは終わりました。
10/12(日)大阪ジャズ同好会リスニング会 14時~17時 |
今月の特集:『スタン・ゲッツ、晩年の名演』(矢木明)
スタン・ゲッツは、そのキャリアを通じて数々の名演を残しましたが、特に1980年代後半~
1991年の死去までに残した演奏は、深みと円熟味を感じさせます。その時期の名演を主に
ライブ音源でご紹介します。
参加者持ち寄り:『私の好きな白人女性ジャズシンガー』
1920年以来白人女性のジャズシンガーが数多く活躍していますが、その中でのお気に入り
をご紹介下さい。(一人15分以内でお願いします。できるだけたくさんの方からの持寄りをご紹介したいので厳守のほどお願いします。時間の関係でオーバーする方は一部の曲をカットさせて頂く場合があるということをあらかじめご了承ください)(主催者より)
映像特集
『Helen Merrill Live At ‘Bird’ 1990』
参加費 ¥800(1ドリンク+お菓子)途中からの参加もOK
10/13(月㊗)溝口恵美子(vo)黄啓傑(tp)大野こうじ(g)時安吉宏(b)弦牧潔(ds)14時~¥3000 |
幅広い音楽性と豊かな表現力、溝口恵美子さん
オーソドックスなジャズや溝口オリジナル他、多彩な曲々を
彼女の元に集まった個性ある猛者達とのクインテットライブでお楽しみ下さい。
ほぼ満席ですが、あと後方2席用意出来ます♪090-8141-7309
溝口恵美子(vo)
兵庫県姫路市出身。大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。在学中、歌曲やオペラを学ぶ傍ら同大学内のビッグバンド(D・J・O)に所属し、演奏活動を開始する。
1998 アメリカのモンタレージャズフェスティバルに参加。
1999 短期渡米しKitty MargolisやLisa Michelのレッスンを受ける。
2001.August オリジナルバンド「キムサク」のメンバーとして、ニュージーランドの首都ウェリントンでのジャパンフェスティバルに出演。
2002 eweより、「キムサク」の1stアルバム「ツナガレタアオ」にvoice、vocalとして参加。発売記念のコンサートなどを各地で行う。
2002.May 「第3回神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテスト」にてグランプリを受賞。
2002.September シアトルにある全米屈指のライブハウス”Jazz Alley “にて単独公演。その辺りから、関西を拠点としながら、関東、中部地方でも定期的に音楽活動を行う。
2004.January ニューヨークで開催されたIAJE(国際ジャズ教育協会)に出演。
2005-2006 ルイスナッシュ・エディヒギンズらと共演。
2007 オリジナル作品の創作が増える。
2008 全国の9人のシンガーを集めたコンピレーションアルバム
「JAZZ VOCAL SHOWCASEvocal vol1」に参加。ビートルズナンバーであるFOOL ON THE HILLを、ピアニスト木畑晴哉のアレンジにて収録。
同年、横浜のピアニスト田中信正とのDUO(eminob)を始動。
2009 emikoカルテット結成。また、西宮ジャズ等、関西でのコンサートやイベントのプロデュース、都内でのイベントなどを企画し、成功をおさめる。その傍ら、ボイスワークショップも開催。
2010 待望のリーダーアルバムでもある、eminobの1stアルバム『LIKE A RAINBOW』を発売。
2012 Mizoguchi Emiko Group『COME AND GO LIVE』を発売。
関西を拠点にしながら、全国で多くの一流ミュージシャンと共演を重ね、その幅広い音楽性と心情豊かな表現力は、各方面で注目・評価されており、また歌声に涙する人も多い。
オーソドックスなジャズを敬愛する傍ら、特に近年は、作詞作曲も多く手がけ、ジャズシンガーソングライターとよべるような、ロックやクラッシックなどの色彩をもちつつ、即興的なジャズの要素を含む楽曲を描き、よりリアルな音楽を創造しようとしているアーティストでもある。
また、多彩な選曲を、独自のスタイルで歌い続けており、そのレパートリーは、スタンダードから童謡、ポップスまでに及ぶ。
黄啓傑(tp)
1973年 神戸生まれ
トランペット奏者だった父親の影響から楽器を始める。
学生時代の仲間でブラックボトムブラスバンドを結成、プロデビュー。
退団後、現在はブルームーンカルテットをはじめ、川上つよしと彼のムードメイカーズなどでの活動のほか、様々なセッションやレコーディングに参加。
2015年ジェットウォン名義での初のオリジナルボーカルアルバム、港町神戸をリリース、そちらのほうも好調である
大野こうじ(g)
リズム、メロディ、フレーズの三拍子が揃った端正な美しい音色で聴く人を魅了するギタリスト。
高校卒業後、ヤマハ音楽院大阪入学。竹田一彦氏、白畑能男氏、小川逸史氏に師事し、Jazzを始める。
卒業後Jazz Club "SUB"にて西山満氏(b)のもと、様々なセッションを経験し研鑽を積む。
現在自己のグループなど関西を中心に活動しており、その確かな実力は多くのミュージシャンから絶大な信頼を受けている。
時安吉宏
1978年兵庫県生まれ。大阪音楽大学ジャズ科卒業。
高校時代にジャズバンド部でウッドベースを手にする。
音大在学中よりライブ活動を開始。京阪神を中心に、最近では全国的に活躍中。
ジャズのみならず、ポップスやゴスペルなどのサポート、また有線やCD作品、DVDなどの参加も多数。それ以外にも現代美術との競演など、オリジナリティーあふれるその活動は多岐に渡る
。国内外の有名ミュージシャンとの競演も多数。
弦牧潔(ds)
1981年生まれ。大阪府出身。
関西大学在学中にジャズと出会う。ドラムの基礎を竹田達彦氏に師事。
西山満氏のバンドで、国内外の素晴らしいミュージシャンと共演を重ねる。
「the G.S.B.」「モヒカントロプス」「竹田 一彦 trio」「宮 哲之 quartet」「須藤 雅彦 quintet」「81' trio」「今西 佑介 sextet"crisp"」「ねこ trio」「ハードバップ研究会」「平野達也 trio」等のBANDに参加。
他関西を中心に精力的に活動中。
10/6(日)
昨日は、加納新吾(p)萬恭隆(b)森下啓(ds)ピアノトリオライブを開催しました。
昨日のライブは、「秘めたパワー全開中の3人が、現代ミュージシャンのジャズチューン(※)やジャズスタンダード、そして2025年なにわジャズ大賞受賞の加納新吾
自身のオリジナル曲を気負うことなく自然体で、でも3人のエネルギー出力して演奏してくれたライブ」でした。
(チューン:曲※一度使ってみたかったワードです、加納さんの言葉をそのまま頂きました。)
1st
1. Is that so(Duke Pearson)
2. Scramble オリジナル
3. MOB1 オリジナル
4. MOB2 オリジナル
5. Autumn Leaves
2nd
1. Salman オリジナル
2. Wingspan(Mulgrew Miller)
3. Ruby my dear(Theronious Monk)
4. Last minute オリジナル
encore. Autumn in New York
加納さんのオリジナル曲々が最高に良かったです。「MOB2」は、「1」よりメロディアスでリズムにのれる感じ。又スタンダード「Autumn leaves」は加納さんがジャズを始めた頃からどれだけ聴いたか弾いたかという、思い入れある曲。加納ソロが素晴らしかったです。
又、現代ジャズチューン「Wingspan」。正統派ピアニストMulgrew Millerの曲。
加納さんが今回初めて弾く曲だそうです。そんな曲を持って来てくれるなんて、とても嬉しいです。
Wingspanの意味は翼の幅:長さの事で、M.Millerは、こういうジャズもあります、というジャズの懐の広さを例えた、とか。
メロディアスで、ハーモニーが深く、リズミカルなM.Millerの曲、加納さんにフィットする曲でした。
18年位の付き合いがあるという加納さんと萬恭隆さん。加納さんが信頼を置くベーシスト。
強さと居心地の良さがあって、スリリングなフレーズ、ラインでアドリブソロを展開してくれます。
色んなプレーヤーと、あらゆる場面で最適な演奏をしてくれる頼れるベースマン!
「Autumn leaves」「Last Minute」ソロが素晴らしかったです。
初めてディアロードにプレーヤーとして来てくれたのは12年前、未だ大学生だった森下啓さん。
ビッグバンドも手掛けたプロデュース感覚もある彼。又いつかビッグバンド再開お願いします。
男性スタッフとシンバルのメーカーの話で弾んでましたが、、シンバルの音にハッとなる位、
音が爽快で、加納サウンドの一旦を握っているのは、まさしく森下啓でしょう。「Scramble」「LastMinute」のソロが素敵でした。
アンコール曲「Autumn in New York」にてライブは終了しました。
10/5(日)加納新吾(P)萬恭隆(b)森下啓(ds)14時~ ¥3000 |
第18回「なにわジャズ大賞」受賞おめでとうございます!
これまでの加納新吾さんのジャズシーンにおける活動と実力と人気に対しての
授与と思われます。
気の置けない、素晴らしいメンバーとライブを開催して頂きます。
ファーストアルバム(同メンバー)を当店手に入れました。
時々通常営業時にかけてましたら、、「このピアノは?!」とCDジャケット見に来る方多いです。
ご予約お願い致します。090-8141-7309迄
満席となりましたが、補助席作ります。
1986年11月20日 大阪市生まれ。 6歳よりクラシックピアノを始める。 中学、高校ではギターに興味をもち、ポップスやロックに没頭する。 大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コースに入学、ジャズに傾倒。 同大学にて関西を代表するジャズピアニスト近秀樹氏に師事する。 在学中より演奏活動を開始。
2009年 ジュリアード音楽院ジャズワークショップに参加。
2012年 デビューアルバム SHINGO KANO「PRECIOUS」を JAZZ LAB. RECORDSから全国発売。
2013年 第五回神戸ネクストジャズコンペティションにてグランプリ受賞。
2014年 ニューオーリンズフレンチクォータージャズフェスティバルに自己のグループで出演。 2016年 より約三年間ニューヨークへ渡米。現地の様々なミュージシャンとセッションを重ね、
2018年末帰国後は自身のグループに加え、様々なバンドにて活動中。2021年 NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、2023年「ブギウギ」演奏シーンに参加。
2025年 なにわジャズ大賞受賞
萬恭隆
1979年2月1日京都生まれ。
大阪音楽大学短期大学部ジャズ科卒。
ジャズを木村知之氏、クラシックを坂倉健氏に師事する。
ブルースマンの父の影響を受け少年時代からギターを演奏し、ブルース、ロック、ファンク等のバンドで活動する。
のちにジャズに傾倒し、アコースティック・ベースに転向する。
大阪音楽大学在学中からジャズシーンでの演奏活動を始め、全国のミュージシャンと共演を重ねる。
現在はジャズの枠にとどまらず様々なクリエイティブなシーンで活動中。
1994年岡山県倉敷市生まれ。
ミュージシャンである父とピアノを教えていた母の影響で音楽に目覚め、5歳から和太鼓、和琴、ドラムなどを始める。
神戸大学法学部入学を機に軽音楽部に所属し、ジャズに傾倒。
2014年頃から神戸、大阪のライブハウス等で演奏を開始し、長谷川朗(sax)、広瀬未来(tp)、百々徹(p)、ジョシュア・ブレイクストーン(gt)、ジョナサン・カッツ(p)、スティーブ・サックス(sax)、ニール・ストルネイカー(tp)等と共演。
現在は、大阪・谷町9丁目のジャズクラブSUBでハウスミュージシャンの1人として活動しているほか、関西各地のライブハウスで演奏している。