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3 LIVE!筒井裕之(g)柳原由佳(p) 鈴木孝紀(cl)14時~ ¥2500 | 4休 | 5 | 6休 | 7 | 8 | 9 |
| 11休 | 12 | 13休 | 14 | 15 | 16 |
17休
| 18 LIVE!SEISYUN BAND横尾昌二郎(tp)杉山悟史(p) 武藤浩司(as)橋本現輝(ds) 山本学(b)18:00~¥2500 | 1誌9 | 20休 | 21 | 22 | 23 |
24休 | 25休 | 26 | 27休 | 28 | 29 | 30 |
31休 | | | | | | |
7/19(火)
昨日は、横尾昌二郎(tp)杉山悟史(p)武藤浩司(as)橋本現輝 (ds)山本学(b)から成る
SEISYUN BANDのライブを開催しました。
(長澤氏撮影)
ディアロードの夏の風物詩であるSEISYUN BAND(青春バンド)LIVE、最近はメンバーのオリジナルやアレンジものを中心に演奏してくれていましたが、今回はジャズスタンダードなどを中心に青春してくれました。
満席状態となった直後に、予約の電話を頂いた方には、誠に申し訳ありませんでした。
お越し下さった方々にも窮屈な思いをさせてしまいました。
昨日のライブは「学生時代、青春をBOX(部室)や練習場で謳歌した5人が、その時のままの熱量で、後に備わった演奏力をフルに全開して、ハンパないライブを今年も怒涛のように展開してくれた」というライブでした。
体験なさったお客様は、ディアロードの窮屈さなんぞ帳消しにして頂けた(すみません)のではないかー?!とさえ思ってしまうほど、熱すぎるライブでした。
1.On Green Dolphin Street
2.Fantasy in D「雨月」(Cedar Walton)
3.Poinciana(Ahmad Jamal)
4.One Finger Snap(Herbie Hancock)
1.Body & Soul(Johnny Green)
2.Segment(Charlie Parker)
3.Lawns(Carla Bley & Steve Swallow)
4.Load Song(Wes Montgomery)
encor.Donna Lee(Charlie Parker)
1st1曲目杉山さんのスリリングなピアノから始まった「On Green Dolphin Street」。
ただならぬライブが始まる予感が漂っていました。
2曲目「雨月(Fantasy in D)」では、既に5人のスロットルが全開。
こみ上げてくるものが、ありました。お客様もそう感じていた方はいたはずです。
橋本(ds)さんがオールメンバーそれぞれの熱ある演奏を受けて、対応するドラムが素晴らしかったです。もちろんドラムソロの迫力は凄かったです。
いつも怒涛のサックスを聴かせてくれる武藤(as)さんです。今回も裏切られることなく、いつもより怒涛って頂けました。綺麗なアルトの音色は聴き逃せません。
「雨月」や他の曲でも、もう杉山(p)ワールドはとどまるところを知らず、果てしないエナジーを古ピアノにぶつけてくれました。繊細なフレーズと、怒涛っぷり!聴き、見てしまいました。
山本(b)さんが居ないと、本当にSEISYUN BANDは成立しません。一番汗をかきながら、真面目に(たまに満面に笑いながら)青春べースを弾いてくれます。
黒Tシャツに白い汗沁み事件→演奏中に指の皮が飛び散った事件→今回は何が起こるかと思いきや、「Body & Soul」の演奏時に足がツルという現象が。やはり何らかの神様が山本さんに降りるのでしょう。
来年はどうなるんでしょうか?
そして横尾(tp)さん、横尾さんの繊細で研がれた怒涛のトランペットがないと、このBANDの怒涛はまとまるのか!?ドゥルルルーーー(白目むいて)「まとまりませんっ!」まとまらないかもと思ってしまいます。
その内なる情熱を全曲に注いでくれたことに感謝です。
この日、なんと横尾奥さんが演奏帰りに駆けつけてくれまして、初ディアロードを果たしてくれたこと、これまた嬉しかったです。
1stの終わりには「チョット休憩しまーす」ではなく、『休ませてください!!(懇願)』でしたが
2ndで又復活してくれて、「Lawns」なんていう美しい曲もたっぷり聞かせてくれました。
アンコールは、その時に決めるつもりだったのでしょうか、、相談時に「ドンナンにする?」と橋本さんが言ったもんで、「えっ?!ドナリー」と横尾さんが聞き返す、皆さんの「それは無いナイ」と一旦落着きますが、結果、簡潔でパンチのある「Donna Lee」が聴けました。
(長澤氏撮影)
又、来年もお待ちしています。
長澤さんの写真
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あの青春アミーゴ達が帰って来る~~!
‘青春バンド’~35才から38才の若者5人~青春時代を一緒に過ごした仲間、ジャズを掛け値なしに楽しみ、ここ(グループ)では何を演っても許されるという気持ちから、特別な演奏が生まれてくる、そんなバンド!毎度心置きなく、プレイして頂いております!
最近はメンバーのオリジナルやアレンジ物を中心にやってましたが、今回はジャズスタンダードなどを中心に青春してくれます!18時スタート。お間違いなく!
こちらのお問い合わせ・予約は私かお店まで→http://tomtom.p-kit.com/
予約090-8141-7309迄 満席となりました。申し訳ありません。
横尾昌二郎(tp)
1984年生まれ兵庫県西宮市出身。中学1年生でトランペットを始める。トランペットをアロージャズオーケストラの佐藤修氏に師事。大学在学中より大阪・谷町9丁目の老舗ジャズクラブSUBでベーシスト西山満氏からジャズを学ぶとともに、ライブ活動を始める。2009年神戸ネクストジャズコンペティション審査員特別賞を受賞、2019年なにわジャズ大賞受賞。
さまざまなバンド活動は、“ハード・バップ研究会” “今西佑介セクステット”他多数。又自己のバンド"Yokoo!BB"のほか"京都コンポーザーズジャズオーケストラ”や“West winds Jazz Orchestra"などに精力的に参加。
楽曲の見事な編曲アレンジ、スコア書き等、横尾昌二郎の分身がいるのではないかと疑うくらいの神業的な身のこなし。彼がいなければ、関西のジャズシーンは、、、考える事はできません。
武藤浩司(as)
中学生の頃からサックスを始める。関西大学からジャズ研究会入部をきっかけにジャズを聴始める。2011年2月にJAZZLABレコードよりファーストアルバム「FIGARO」をリリース。ヤマハ音楽教室で講師を務めるかたわら、2015年自分のバンド「Muto jazz chamber」~ジャズとクラシックの要素を掛け合わせた、今注力しているバンド~を立ち上げ、活動を開始する。
ビリー・チャイルズ(p)の作品に衝撃をうけ、以来耳コピで譜面を起こしている。(その見事な譜面を目にしたビリーが感服した)
又、2017年クラシックの要素を取り入れた楽曲を大阪音楽大学サックス・オーケストラに提供したり、打楽器奏者である泉純太郎氏とコラボ配信をしたりと、クラシック界からの要請にも応じている!
山本学(b)
1983年生まれ、神戸育ち現在大阪在住。関西大学でJAZZ研に入り、演奏を始める。ウッドべースを井上孝祐氏に師事。谷町9丁目のSUBで、ベーシストの西山満氏の下、音楽を学ぶ。
大学在籍中から、さまざまなミュージシャンとセッションやライブを重ね卒業後は関西各地で演奏活動を行っている。
2016年4月にリーダーアルバム「ねこTrio」をリリース。2018年滝川雅弘(cl)Nicola Giammarinaro(cl)両名による2クラリネットクインテットライブ盤CD「Nik &Takky」に参加。
今年、細川正彦Trio(細川正彦(p)山本学(b)弦牧潔(ds))のCD制作も予定されている。
(根っからの将棋好きから、牧野五段との出逢いがありーので、一時期将棋イベント時に演奏を行う等もあり、いっそう活動の場が拡がった。)
杉山悟史(p)
1984年生まれ。4歳から12歳までをドイツ・ハンブルグで過ごし、小学校時代にクラシックピアノを学ぶ。関西学院大学でジャズと出会い、在学中より地元のライブハウスで活躍。
2008年「第2回神戸ネクストジャズコンペティション」準グランプリ受賞。
2010年11月にデビューアルバム「Someday」Somedayを全国発売。
2014年単身渡米。2年間の滞在中、現地ミュージシャンとのセッションを重ねる。
コロナ禍、ネット配信ライブ等、新しい形態に柔軟に対応し、アーティストとしての彼の気構えを魅せてくれている。
橋本現輝(ds)
1987年生まれ。6歳でドラムセットを叩き始める。10代にはバンドに参加し、ロックやファンク多彩なジャンルをプレイ。20代の頃にジャズと出会った後は、その深淵な世界に魅せられ、芳香を放つプレイに没頭する。現在Bosphorusシンバルのエンドーサー。オールラウンド・プレイヤーとして、国内外の多くのミュージシャンと共演している。2014年7月、デビューアルバム「ブリリアント・ジャズ・マシーン」をリリース。
2021年、東京ブルーノートにて、山中千尋トリオに参加したり、コロナ禍多数のライブ配信! 又、ジャズピアニストの梅井美咲デビューアルバム「humoresque」(2021.1月発売)に参加。目が離せないプレイヤーの一人!
7/3(日)
昨日は筒井裕之 (g)柳原由佳(p)鈴木孝紀(cl)のライブを開催しました。
近づく台風のせいか、一昨日までの暑さは一旦落着き、曇り空に。
初代エアコンも停止することなく、普通に動いてくれました。
昨日のライブは、「三人の素晴らしい奏者が、ワールドワイドな素晴らしい曲々やオリジナルを最高の音で奏で(演奏(ワザ)も凄かったです)、、とんでもない感動が放出の雑居ビルの4階に、二時間びっちり渦巻いた」というライブでした。
(このライブを録画しときたかったです!)
筒井さんのアコースティックギターの鳴り響きと、弾き方(演奏法)、アレンジにさらに魅了されました。
柳原さんは関東へも遠征する等、忙しい身ですが、筒井さんとのデュオ歴は長く、現在も月に一度は共演されてます。筒井さんの柳原さんに対する信頼がないと、以下の曲には取り組めないと思います。
今回2ndのディアロードライブ史上、最速の三曲目と四曲目は見応え聴き応えありの曲。
三人の演奏に脱帽しました。
その最速の曲々をさらりとこなす鈴木孝紀さんも凄かったです。鈴木さんのクラリネットの魅力をさらに感じられたことと思います。オリジナル曲「Blue and White」は、一吹き目で情景が眼の前にイメージ出来るかのような叙事的曲(個人的な見解です)。
今回、ライブの曲々がとにかく美しかったですが、何よりも、筒井ギター、柳原ピアノ、鈴木クラリネットの相性は抜群でした!
ラスト曲の筒井さんの素敵なオリジナル「Forget me not」(スパニッシュやブラジルと離れ、抒情感溢れる曲)で最高潮と思いきや、、、
アンコールは「スペイン」でしめて頂き、ライブは終わりました。
1.Seras verdad?(お前は真実なのか?)(Quique Sinesiキケ・シネシ)
2.Dondequiera que estes(あなたがどこにいても)(Quique Sinesiキケ・シネシ)
3.Blue and White(鈴木孝紀オリジナル)
4.Je ne Sais quai(Enrico Pieranunzi)鈴木孝紀選曲
5.Olha Maria(マリアへ愛の歌を)(Antoniio Carlos Jobim)柳原由佳選曲
1.Roma(Vicente Amigo)
2.Minor Swing(Django Reinharddt & Stephane Grappelli)筒井裕之選曲
3.Endiabrado(Ze Paulo Becker)
4.Romance de barrio(下町のロマンス)(Anibal Troilo)
5.Forget me not(筒井裕之オリジナル)
encore.Spain(Chick Corea)
もし、このお三人がどこぞでライブすることがあれば、聴きに行ってみてください。
7/3(日)筒井裕之(g)柳原由佳(p)鈴木孝紀(cl)14時~ ¥2500 |