11/18(月)
昨日は、筒井裕之(g)杉山悟史(p)のライブを開催しました。
秋晴れ時々くもりでしたが、少し動いたら汗ばむ位のいい天気でした。
昨日のライブは、「初共演のお二人、ヤッてくれるとは心底思っていたけど、此処までヤッてくれるとは思っても見なくて、このお二人ならタッグを組んで〈筒井裕之 meets 杉山悟史〉で全国を周れる!と確信したライブ」なのでした。
1. Black Orpheus(Luiz Bonfa)
2. Wave(Carlos Jobim)
3. Autumn Leaves(Joseh Kosma)
4. Jacht(杉山オリジナル)「船」
5. Rio Amazonas(Dori Caymmi)
1. Danza sin finダンサ・シン・フィン(Quique Sinesi)
2. Dounde Quera Que Estesドンデ・キエラ・ケ・エステス(Quique Sinesi)
3. Milonga Grisミロンガ・グリス(Carlos Aguire)
4. Forget me not「わすれな草」(筒井オリジナル)
5. Minor Swing(Django Reinhaldt & Stephane Grappelli)
encore. Spain(Chick Corea)
ミッシェル・カミロとトマティート(店にCDあるので)みたいな感じでした。※1
筒井さんは、杉山さんを信じ、杉山さんは筒井さんを信用していました。初共演で、
演奏の1stの3曲目まで、リハーサルなしで、両アレンジャーは魅せてくれました。
ソロを分かち合う時もあり、又ほぼ対等にお二人がタイトに演奏を続けられ、お二人の実力が
フルに発揮、ゾーンに入ってるかのような最高の演奏だったと感じました。
筒井さんの絶品の音で心地よいオリジナル曲「Forget me not」も、杉山さんの名曲オリジナル「Jacht」も聴かせてくれました。
リクエストに応じて頂けた「Milonga Gris」も最高でした。演奏後の盛り上がりに反して、速弾き筒井さんの疲労度がハンパなかったです。
ライブ直後、私はお客さんとのハイタッチ、握手を重ねました(何で私が。すみません)
知人のマダムが、隣に座ってた紳士から「良かったねぇ、感激したわ」と言われたので、「鳥肌立ちました」と返したそうです。
昨日のライブを皆で共感出来て嬉しいです。ディアロードをこれまでやって来て良かったです。
アンコール曲「Spain」にてライブは終わりました。
※1
11/17(日)筒井裕た之(g)杉山悟史(p) 14時~ ¥2500 |
この二人のデュオ演奏が決定し、ディアロードで聴けることになりました。
ストイックでありながら、そうではなさそうに見せかけておいて、実は真のストイックな両人の演奏
を心から聴いて頂きたく思います。一押しのライブです!
スパニッシュな演奏はもとより、他に用意される曲はどんなものか、楽しみです。
ご予約は090-8141-7309迄
筒井裕之(g)
4歳からピアノをはじめ15歳でギターと出会う。 1998年バークリー音楽院で音楽理論、作曲、アレンジ、ジャズギター等を学び、2000年卒業後ボストンで1年間活動する。その後スペインに渡りフラメンコギターを学ぶ。
2003年ギター3人だけのバンド「ait guitar trio」を結成。同年10月にギブソンジャズギターコンテスト2003のバンド部門で優勝。現在までに8枚のCDを制作。関西、東京、東海地方で活動中。
自身がプロデュース、アレンジを手がけた童謡をジャズアレンジしたCD「和心ジャズ」を2006年に、「和心ジャズ2」を2008年に制作、発売。(完売) 2008年第28回浅草ジャズコンテスト銀賞を受賞。
2013年大阪八尾市文化新人賞受賞。 2014年個人名義でのファーストアルバム「JAZZ+」を制作。 2016年ピアニストの柳原由佳とデュオアルバム「GUITAR × PIANO」を制作。 現在はジャズ、フラメンコ、シャンソン、カンツォーネからJ-Popまで幅広い分野でのライブ、スタジオワークで活躍中。
杉山悟史(p)
1984年生まれ。4歳から12歳までをドイツ・ハンブルグで過ごし、小学校時代にクラシックピアノを学ぶ。関西学院大学でジャズと出会い、在学中より地元のライブハウスで活躍。
2008年「第2回神戸ネクストジャズコンペティション」準グランプリ受賞。
2010年11月にデビューアルバム「Someday」Somedayを全国発売。
2014年単身渡米。2年間の滞在中、現地ミュージシャンとのセッションを重ねる。
コロナ禍、ネット配信ライブ等、新しい形態に柔軟に対応し、アーティストとしての彼の気構えを魅せてくれている。
11/11(月)
昨日は酒井麻生代(fl)フィリップ・ストレンジ(p)デュオライブを開催しました。
昨日はお天気良く、お出かけに絶好の日にもかかわらず、その誘惑を振切ったお客様一杯
で、ディアロード初出演のお二人を迎えました。
昨日のライブは、「クラシックで磨かれたお二人の演奏力とオリジナルの良さに改めて気づか
され、酒井麻生代&フィリップ・ストレンジの魅力も確認できたライブでありーの、そして何より
当店13年間ライブ185回開催の中、ついにColtraneのDear Lordをディアロードで聴けた(涙)ライブ」なのでした。
1. Bring the Light(酒井オリジナル)
2. Song of the Leaves(酒井オリジナル)
3. I hear rhapsody
4. Bolo de chocolate(酒井オリジナル)
5. Eva Maria(Phillip Strangeオリジナル)
6. Heartsongs(Fred Hersch)
1.Landscape(酒井オリジナル)
2.I mean you
3.Kind of folk(Kenny Wheeler)
4.Charite(酒井オリジナル)
5.Air Energy(酒井オリジナル)
encore. Dear Lord
スタンダード曲「I hear rhapsody」「I mean you」の酒井、フィリップの両ソロが素晴らし
かったです。
いつもグランドピアノを弾いてるフィリップさんが、あの古アップライトピアノに向き合って
くれたのが嬉しかったです。鳴りすぎる古ピアノを曲によって飼いならすように、抑えたり解き放したり、見事なフレーズの素敵なソロで、あのピアノを鳴らしてくれました。
酒井さんは、時にはブラジル音楽を演奏し、new CDを発売してからは、フィリップさんと各地から演奏で呼ばれ、来年3月(※)はジャズでショパンを演奏してと頼まれ、大好きなクラシックを活かせるとアレンジに取り組む予定だそうです。
そんなアグレッシブな酒井さんは、今回のライブでもオリジナル曲で聴衆を惹きつけ、堂々とした音色と表現力でソロをうたいあげました。
躍動感溢れるHeartsongsをリハで素敵に演奏してくれていた時は、カーテンの向こうで嬉しさのあまり胸がつまり、続いてDear Lordも演ってくれると分かった時は、(これまたカーテンの向こうで)涙腺を気合で止めるのにホントに焦りました。
彼女は自然を感じ、街や風景を想い、自分を感じ、(嘘偽り無く)どのような思いを持って世界について考えていけば良いかを曲に込めていて、聴いてる方々に伝わるように作られています。
アンコール曲Dear Lord(今まで聴いたCD&LPの中でホントに一番素敵なDear~)にて
ライブは終わりました。
※ショパンの生誕を祝うイベントが来年3月、地元滋賀銀ホールにて行われる予定だそうです。
11/10(日)酒井麻生代(fl)フィリップ・ストレンジ(p) 14時~ ¥2500 |
素晴らしいフルート奏者 酒井麻生代と、音楽博士で作曲家でもあるピアニスト、
フィリップ・ストレンジのデュオライブです。CD「Bring the Light」はそれぞれの
美学が融合した素敵なオリジナル曲が詰まったアルバムです。
ライブのご予約は090-8141-7309迄お願い致します。
酒井麻生代(fl)
大津市出身。11歳よりフルートを始める。
学生時代はクラシックを学び、「全日本学生音楽コンクール」「びわ湖国際フルートコンクール」などで、様々に受賞。独奏の他、吹奏楽団やオーケストラに所属し、演奏活動を行う。
大阪教育大学 教育学部教養学科芸術専攻音楽コース フルート科卒業。
2011年、ボストンに短期留学。
Fernando Brandão氏等からジャズフルートのレッスンを受講。
2012年、NHK番組の「ジャズライブ神戸」に出演。
2013年より、拠点を東京に移し、岡淳氏、グスターボ・アナクレート氏に師事。
2016年、ポニーキャニオンよりメジャーデビュー。
初のリーダーアルバム「Silver Painting」をリリース。
2017年、17名の女性ジャズミュージシャンで構成されるJazz Lady Projectに参加、キングレコードより「Cinema Lovers」をリリース。
2018年、ポニーキャニオンより2ndリーダーアルバム「展覧会の絵」をリリース。
2019年、ピアニスト大森聖子とのデュオユニット LaDew より、全曲オリジナルアルバム「Porte」をリリース。
同年、イタリアの巨匠トリオ「I Magnifici Tre」と共に、ブルーノート東京に出演。彼らとのレコーディングを行い、『Made In Japan』をリリース。
2020年、同郷のピアニスト青木弘武との双頭アルバム「Lullaby Of The Lake」をリリース。
同年、自身を中心とするブラジリアンバンドBanda Feliz、ファン待望のアルバム『Boa Viagem』をリリース。
2023年、渡辺貞夫グループなどで活躍中のギタリスト、マルセロ木村とのデュオアルバム『Vida』をリリース。
2024年、世界的ピアニスト、フィリップ・ストレンジとのデュオアルバム『Bring the Light』をリリース。作曲家としての評価も高く、楽曲提供なども行なう。
Phillip Strange(p)フィリップ・ストレンジ
1960年テキサス生まれ。アリゾナ州立大学(学士:音楽教育/修士:クラシック・ピアノ)で学ぶ。
グレン・ミラー・オーケストラのメンバーとして1988年に初来日、10年間甲陽音楽院(神戸)で教鞭をとった後、1999年より奨学金給費特別研究員としてマイアミ大学に招かれる。
2003年にキース・ジャレットの即興についての論文で博士号を得る。
2005年までマイアミ大学講師(ジャズ・ピアノ)。マイアミ時代には『ダウン・ビート』誌よりBest Instrumental Jazz Solist(2002、2003)、Best Jazz Original Composition(2002)、Best Jazz Instrumental Group(2001)を受賞。クレア・フィッシャー、ヴィンス・マッジョらに師事。ジョー・ヘンダーソン、ルー・タバキン、デイヴ・ホランド、ピーター・アースキン、マーク・ジョンソン、ジェイムズ・ムーディー、ケヴィン・マホガニーらと共演。
2013年Phillip Strange Trio CD「Dreamscapes」をリリース。
メンバーはピーター・アースキン(ds)デレク・オールズ(b)。
演奏だけでなくジャズ・ミュージシャン育成にも才能を発揮、生徒達が数々の賞を受賞する。
修士号はクラシックピアノ演奏、学士号は音楽教育で取得しており、クラシックピアノの
リサイタルやオーケストラとの共演の経験も数多い。
11/17(日) 筒井裕之(g)杉山悟史(p)14時〜 ¥2500 |