営業日のお知らせ

 皆様にお知らせがあります。

来年、2月４月に娘たちが、それぞれ上の子を連れて里帰り出産します。

ヘルプするべく、２月３月４月は、時短であったり、臨時休業とさせて頂きたいと思います。

どうかご了承ください。1月は時間短縮のみです。13時ー18時となります。

２月から一週間に一度Twitterや、ホームページでおしらせします。

５月11日から、元通り13時-19時の通常営業始めます。ライブももちろん行います。

 

  

 

　

12/27(火)

　昨日は、2020年ラスト、今西佑介(tb)里村稔(ts)薮下学(g)畠山令(b)弦牧潔(ds)から成る今西クインテットライブを開催しました。

　コロナ禍、来て頂いたお客様達から、演奏者に惜しみない拍手と声援を送って頂き、本当にありがとうございました。

 

　さて、昨日のライブは一言でいうと、凄いメンバーが年の瀬に来てくれただけで、店は嬉しかったのに、リーダーは内心MCがうまくいくか、演奏がまとまるだろうか心配してて、結果素敵なライブになって店もお客様も満足したライブ、であり又、初ディアロードの3人のプレイヤーのうち、お2人のキャラが、「思ってたのと違うー」予想に反する想定外ライブでした。長ーーーっ。

 

　リハーサルもリラックスの５人。ライブ中でも、お客様のT嬢曰く、楽屋トーク（笑）が繰り広げられました。

　初ディアロードメンバー、薮下さんは、今西さんのMCに突っ込むし、畠山さんは畠山プチ情報（

ロリンズの現在、J.J.ジョンソンの死因他等）ちょいちょい挟むし、里村さんはそのままのリラックストーク、弦牧さんは我を忘れぬ独自のトーク、やはり考えたら、この４人をまとめるのは容易ではないと、リーダーの頭をよぎったのはわかる！と、このライブ報告を書いてる今、一瞬思いました。

  

　１ｓｔ１曲目は「Judy」。２曲目は「Once I loved」。里村さんのテナーが響きました。感激です。まだ若いけど、イイ意味でベテラン感があって、ソロを聴いていて、「やっと来てくれたわ」と、実感してました。

　今西さんが大好きなスライド・ハンプトンのアレンジで、CD全曲採譜したという凄さ！里村さんと掛け合いしている今西さんのトロンボーンが冴えていて、又とても楽しそうでした。

　薮下さんは、クールな外面と違って、トークでは結構な気さくさでしたが、熱いソロのいい音と技に惹かれます。マダムのお客様が美しい指に見とれていたそうです。

 　

　３曲目は畠山さんの素敵な曲で「The well」（井戸に落ちて、上を見上げて、丸い夜空を見上げてという情景）。畠山さんもクールで小難しい人かな、と思っていたら、又々ホットで気さく。（営業上、バラしたらダメなやつかしら!?）

 

　１ｓｔラストは「Tricotism」。里村さん絶好調！薮下ソロではお客様から「イェイ」とかけ声が。

 

　２ｎｄ１曲目「Agua de beber（おいしい水）」カルロス・ジョビンの曲。これも前述のスライド・ハンプトンのCD「Slide　Plays Jobim 」から。

 

　２曲目「Shortcake」J.J.ジョンソンの曲。J.J.は彼らが言うには後年（彼は自殺しますが）も、「

バッキバキ」の演奏だったそうで（笑）、今西MCが「死因は吹けなくなったから、、なら、僕は一体・・・！」と鉄板ネタを言ってる最中、畠山さんは別の死因を口走る！

 

　このクインテットはトークがホットすぎ（笑）。でも、音楽はクールでした！これは裏切られずクール！でした。

　この曲では薮下さんと畠山さんのほとんど同時のコールアンドレスポンス（そんなん有りますか）がヨカッタです。

 

　３曲目は、今西さんが里村さんに何か持って来てと頼んだ曲です。

ダレク・オレンズの「Before the journey」。旅の前の心境～穏やかな日常～をイメージして。

今西さんの想定（アゲアゲな曲をもって来てくれるだろう）を超えた、里村さんの牧歌的な曲でしたが、このクインテットで聴けたのは、ラッキーでした。

 

　最後の曲はソニー・ロリンズの「Why don't I」 （畠山プチ情報：S.ロリンズは肺に不調をきたし、引退したという事です）。

　弦牧さんのスインギーなドラムにファンがいるのは当然、ヨカッタです。独特のキャラクターから滲みでる演奏には確かに惹きつけられます。

 

　アンコールは、「Billie's bounce」この曲を決める迄、なかなかの楽しい時間がかかりました。

それぞれが口ずさんで「これはどう？」「（口ずさんで）これは？」「名前ｶﾞ･･ﾅﾝﾔｯﾀ」「平和にブルースで！」「ソレで。」　今西「じゃあ、さっきの曲名何？」「もう、エエやん！」

　まるでメイキングビデオを見せられているようで、楽しかったです。

 

　かくして、2020年最後のライブは楽しく、クールに終わりました。

  

 

  

 

 

 

 

 

12/21(月)

　昨日は、横尾昌二郎(tp)浅井良将(as)杉山悟史(p)坂井美保(b)によるライブを開催しました。

　このコロナ禍に、自己管理されご来店頂けたお客様には心からお礼を言いたいです。

有難うございましたー。

　

コロナ対策として、窓は完璧に5㎝開けっ放し(冷たい風がスースー）、休憩時にはさらに大きく窓を開け、衝立（透明シールド）を立てて行いました。

 

　さて、昨日のライブは一言で言って、「15年前（ほぼ同期）から活動しだした互いに認め合っている仲間が自分が自分がの演奏でなく、互いの長所を出させ合いながら、リスペクトしながら、楽しみながら演奏してるのを感じさせる良いライブ！」でした。長ーッ！

 

　そんな彼らの１曲目は「Just Friends」。爽やかなゆえにグッとくる横尾トランペットの後に続く

第一声なめらかな浅井アルトサックス。後半の掛け合いがとてもサラリとした、でも温かみあるもので、聴く者を惹きつけるのでした。

   

　リハーサル前はスーツに革靴だった横尾さん(昼の仕事が、かのセントレジスホテルだったので）、すっかりドレスダウンして、お洒落な綿シャツとスニーカーに。ディアロードではいつもリラックスな（⁈）気分で演奏してくれます。浅井さんは逆に店の周年を祝う気持ちから、ワイシャツにネクタイ（これも嬉しい）。杉山さんはクリスマス向けに赤いセーターがお似合いでした。美保さんは素敵な金髪ボブが似合っていて、定着してます。（ご存知かもしれませんが、浅井さんと美保さんはご夫婦。）

 

  ２曲目はアルトサックスのジジ・クライス作曲の「Social Call」。杉山さんの正統派のピアノが逆に、印象に残ります。

 　

  ３曲目「My Ship」はブロードウェイミュージカル（～Lady in the dark～映画化もされる）挿入曲編曲されたものを横尾さんがさらに編曲。素敵な曲となっています。

 

  4曲目は「ummg」(ｱｯﾊﾟｰ・ﾏﾝﾊｯﾀﾝ･ﾒﾃﾞｨｶﾙ･ｸﾞﾙｰﾌﾟの略）メディカルグループはヤクの売人とのコト。

それぞれのソロがめちゃくちゃカッコ良く、坂井さんのベースも彼らを上手くのせて、グッドなベースでした。

 

　２ｎｄ１曲目は「Miles Ahead」。浅井さんと横尾さんのハモリが気持ちいい！杉山さんのピアノ

が一人ビッグバンドか⁈というくらい、スケールあるハーモニー！美保ソロいい！

 

　２曲目テンポの速い「Donna Lee」。速い両ソロ！そして、杉山さんのソロにプレイヤーも私達も見入り聴き入りました。

　浅井さんは美保さんを気遣うように(頑張ってくれてるなーと）振り向いちゃったりします。❤

　 

　3曲目は「Gotham Serenade」。Hal Galper作曲。ゴッサムはやはり、バットマンのゴッサム・シティだそうです。横尾さんが浅井さんに寄せた曲かなと思います。

　浅井さんの吹くメロディがとてもきれいで、ゴッサムを感じさせてくれるのでした。横尾トランペットもゴッサム・シティーに響くような感じを受けました。

　

　ラストは「My Shining Hour」美保さんのしっかりしたソロ。私の背後から男性スタッフの大きな拍手が鳴りました。

　

　アンコールは「Blue Monk」。

　するってーと、クリスマスソングは敢えて無しって事やな？それでいいでしょうー。うちの横尾ファンクラブ会長80歳がお喜びになってたから、いいです！！！

 　

　来年10周年に又Chiristmas song 聞かせて頂きたいと思います。

ライブは終わりました。プレイヤーの皆さん、そしてお客様、本当に有難うございました！

 

 

 

 

 

 

 

 

12/20(日)Live！横尾昌二郎(tp)浅井良将(as)杉山悟史(p)坂井美保(b) 18時～￥2500