日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 Live!今西セクステット今西佑介(tb)横尾昌二郎(tp) 當村邦明(ts)永田有吾(p) 光岡尚紀(b)弦牧潔(ds) 14時~¥2500 | 2休 | 3 | 4休 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9休 | 10 | 11休 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16休 | 17 | 18休 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23休 | 24 | 25休 | 26 | 27 | 28 Live!14時~¥2000吉田美雅(p.vo)UpBEAT VOICES 光岡尚紀(b)野江直樹(g) |
29休 | 30休 | | | | | |
11/29(日)
昨日は、吉田美雅(vo,p),光岡尚樹(b),野江直樹(g)UpBEAT VOICESのライブを開催しました。コロナ禍、窓開け放しのライブでした。来て頂いたお客様(遠方からも!)には、感謝します、本当に有難うございました。
さて、昨日のライブは一言で言って、「吉田さん率いる歌わされ感あった男子達が、10年の時を経た今、(彼女が率い指揮しながらも、二人の男子に担がれた騎馬戦の騎馬の様な)三位一体のいい感じのトリオと化したライブ」でした。長ッ!
美雅さんがライブ前にラインアップした演奏予定曲目です。
★印のついた曲では、光岡さんと野江さんのコーラス、歌が聴けました。吉田さんと二人のハモリはこのトリオライブの持ち味です。
2017年ディアロードライブ時、2人の男子は歌うことに少しの照れが見えてましたが、昨日の彼らは楽しんでおられました!野江さんはまだ、0.2%位の照れが残ってて、そこがまた良かったりします(笑)!
「Hey Ba Ba Re Ba」マスクの中で私たちも歌いました。光岡さんのベースが最高に鳴った時には、お客様から「Hoo!」とかけ声が!
「Hit That Jive Jack」ではストライド奏法(※1)で華やかな時代を彷彿とさせるピアノプレイを吉田さんがみせてくれました。
1st
▶Oh,Lady Be Good
▶In The Shade Of The Old Apple tree★
▶Straighten Up And Fly Right★
▶Shine
▶Fantastick That’s You
▶Hey Ba Ba Re Ba★
▶Hit That Jive Jack★
2nd▶Somebody Stole My Gal(Stridepiano)
▶嘘は罪★
▶Keepin’ Out Of Mischief★
▶I Know That You know That
▶Sister Kate
▶にじ★
▶Walkin’ My Baby Back Home★
★=Mika&Naokees
2ndステージでは船場太郎の訃報(とても悲しい!)から話が始まり、船場さんを知らない2人に、吉田さんは、「えー⁉︎」。吉田さんのお喋りも弾み、さらに空気がなごみました。
1曲目「Somebody Stole My Gal」では、さらにストライド奏法を取り入れた演奏でした。
吉田さんは自ら、トラディショナルな演奏や、ボーカルのライブを聴きに行ったり、大先輩ミュージシャンととコミュニケーションを取ったりして、自分の好きな音楽を日夜追求しています。
「どうして近頃の若い人は『嘘は罪』みたいな曲をやらないのかしら」とステージで嘆く80代のボーカル先輩に「(私達やってます、、しかもトリオで)」とアピールしたかったとか。
「嘘は罪」わ~!野江さんが照れなく光岡さんとハモってるーー!コーラス素敵です。
「I Know That You Know That」では演奏にも力入ってました。
「Sister Kate」では光岡さんのアルコ(弓)の音色と奏法に魅せられました。
2nd6曲目「にじ」。あれもこれも3人で歌いたい中、そぎ落とさなかった曲。
3年位前、吉田さんが体調を崩し歌えなかった時、2人の男子は「家に伺っていいスか?」と来てくれて、たわいない話に当時の関西ジャズ界の今を織り交ぜて彼女に話してあげてくれたそうです
。その時、美雅さんは「(ウー,ええ子達やなー)、、」と嬉しかったそうです。
そんなエピソードからの「にじ」でした。
光岡さんの語るようなベースから始まり、ソロ歌「~雲が流れて~光が射して~」ええ歌~。
次に野江さんのソロ歌。私は「(照れず、笑わんといてね~)・・」と一瞬祈りましたが、歌ってくれました。感動が勝りました。「~きっと明日は~いい天気」
ラスト曲「Walkin' My Baby Back Home」(モニカ・ゼタールンドの伝記映画「ストックホルムでワルツを」で挿入されてましたね。)江利チエミも美空ひばりも当時歌っていたそうです。
吉田さんからは、昨日色んな情報を頂きました。~ストライド奏法のファッツ・ウァーラーの不遇な人生、ナットキングコールトリオの始まり秘話、シミーダンスとは等々。我々はひと時、30年代40年代に思いを馳せる事ができました。
このあと、更なるバージョンアップがありそうな予感がするトリオ!と期待するのは私だけではないと思います。
アンコール「ジングルベル」にてライブは終わりました。
撮影大会!
※1ストライド奏法〜左手の一拍目、三拍目がベース。二拍目、四拍目が和音を弾くスタイルの伴奏。掌を広げてブンチャ.ブンチャと弾く感じ。
11/28(土)吉田美雅Up BEAT VOISライブ 14時~¥2000 |
3年振り!吉田美雅(p&vo)率いる光岡尚紀(b)野江直樹(g)の3人のスゥィング感溢れる、ハ
モリがHotなグループ。その名もUpBEAT VOICES!当店にてまたライブを行ってくれます!
吉田さんのご機嫌なピアノアレンジの愉しみに加えて、ベーシスト光岡尚紀、ギタリスト野
江直樹の歌声が聴けるのですから、これはもう聴き逃せません。
吉田美雅
大学卒業後、一度就職するも、街中で見つけた「弾き語り始めませんか」の貼り紙を
見て、決意転身。京阪神のホテルやラウンジ、レストラン、ブライダル等で弾き語り
ソロ活動を展開。2005年頃からライブ活動も開始し、2010年には初アルバム
❛Sweet Georgia Brown❜を全国発売。国境を越え長きに渡り歌い継がれて
きた古きよき時代のスタンダードを心地よくストレートに弾き語ることをモットーに
活動している。
光岡尚樹(b)
1981年10月17日生まれ。大阪府出身。
14歳の時に兄の影響によりエレキベースをはじめるその後2003年より本格的に音楽の勉強をはじめ、2004年からウッドベースを始める。
BASSを藤岡靖博氏、魚谷のぶまさ氏に師事。
関西を本拠地に国内外のミュージシャンと数々のセッションを重ね、多数のライブやレコーディングに参加。演奏活動はJAZZだけでなく、ブライダルやホテルでの演奏、またJ-POPやClassicなど幅広いジャンルで展開。大阪芸術大学非常勤講師
野江直樹(g)
幼少期にエレクトーン、15歳からギターを始め20歳の頃にはジャズ演奏をはじめている。2008年に自身初のリーダーアルバムをリリース、その頃から多くの有能な人材を有する関西ジャズギターシーンにおいても一つ抜けた若手として注目を集めながら着実に成長。正統派ジャズギターの流れをおさえながらも、独自の清新な音色とフレージングで多くの人を魅了するスタイルを築き、関西を代表するギタリストの一人として様々なシーンで活躍している。2015年2ndリーダーアルバムをリリース。
11/2(月)
昨日は、今西セクステット(今西佑介(tb)横尾昌二郎(tp)當村邦明(ts)永田有吾(p)光岡尚樹(b)弦牧潔(ds))ライブを開催しました。
昨日のライブは一言でいうと、、「全員パワーアップ(上から目線ですみません!)の増強された今西セクステットを、しかもコロナ禍、多数のお客様と楽しめた!」です。
事前にお隣と階下に「すみません~、窓あけて演奏しますからご了承を。」と通告したところ、「心おきなくやって下さい!」と温かいお言葉を頂きました。(嬉&涙)
1st1曲目、最も有名なジャズトロンボーン奏者のJ.J.Johnsonの「Say When」で軽やかにスタートしました。
2曲目は2枚目のCD「WAYFARER」に入ってる「Piece of cake」(楽勝だぜの意)。
3曲目は8年振りに演奏するという、1枚目のCD「CRISP」に収録の「Blues for Crisp」。
若き日の今西佑介の(本人曰く)尖ってる部分が出てる1曲。難しいテーマから、それぞれのソロが続きます。
當村さんひとクセある、渋心地良いソロ。横尾トランペットの爽快で熱いソロが続く中、一瞬ドラムとピアノが鳴りやみ、とそれからの横尾トランペットの冴えわたる響き。この演出?は何(ナニ?)
その後の永田さんが素晴らしい!難しい曲を、それだからこそ楽しんでます、という風なスゴ技の持ち主。弦牧さんも素晴らしいドラマー、仕事人!ドラムソロでもないのに、じっと見てしまったりします。色んなことするから(演出しかり、ある時はスティック口に加えてみたり)。
光岡さんに関しては、9/22、昨日11/1、次回11/28と、「光岡尚樹祭り」状態で、ライブが続きます。9/22は彼のリーダーライブでしたが、魅力が全開でした。
今西セクステットでは仕事人に徹する弦牧さんも光岡さんも無くてはならないプレイヤーです。
4曲目は「晴好雨読」今西ハーモニーがたっぷり。「今西さんのトロンボーンが聴きたいです!」
という常連のお客様からの熱烈な希望から、このライブが決定しました。たっぷりと今西さんの持ち味を味わってくれてると思います。
5曲目は「ワンダーラスト」(夢追い人という意だそうです。)
2nd1曲目は、横尾さんが入浴中(今年4月)に作った曲、タイトルは未定。今西さんが募集しますと言ったもんだから、「ボディー・アンド・ソープは?」とか口々に。今西「皆様、何かイイのがあれば・・・」「・・・。」横尾「やっぱり、僕考えますわ!!」このやりとりが何ともイイ。
今西セクステットにマッチした素敵な曲でした。
2曲目は、今西さんがアメリカから帰って来て、ミュージシャンとしてやっていくあてもなく、の頃
「ドレミから始まる曲でも1曲作ってみよ」 と、出来た「brand new day(ブランニューデー)」。
3曲目は叙情的なイイ曲「いわし雲」。この曲のファンは多いと思います。今西ワールドがたっぷり味わえます。
ラスト曲は2枚目CD「WAYFARER」より「A WAYFARER」。鳥取砂丘の旅人をイメージして。
とにかく、彼のバラェティ豊かなオリジナル曲で今回のライブ占められ、愉しませてもらいました
アンコール曲は、ライブの日の電車の中で楽譜を書き始めたそうで、私が遅刻した為、踊り場で楽譜書きの続きをなさってました。(申し訳ない!)
今西「この曲はまともにやるのは初めてかも」 横尾「何で急にやろうと思ったん!?」とぼそっと強めのツッコミ。この二人のやり取り、これは今西セクステットの醍醐味でもあります。
曲は「マイルストーン」でした。横尾トランペット、ハイトーンに聞きいりました!しぶい當村ソロの時、またもや弦牧ドラムが一瞬止まり、それからのバァーーン!憎い手法です。永田さんの連打も見ることが出来たし。最高のアンコール曲でした。
このライブで、たっぷり今西トロンボーンの「トロンボーン愛」「メンバーの今西盛り上げ愛」を見ることができ、ライブは終わりました。プレイヤーさん達と昨日来て頂いたお客さん(予約をお断りしてしまった方には申し訳なかったです)に感謝します。
今西セクステット、12/29(火)ジャズ・オン・トップにてライブ開催です。今回、見逃した方、まだ今西セクステットを聴いた事無い方、は是非とも行ってみて下さい。
先日、梅田ロイヤルホースでの「ハードバップ研究会」ライブに行ってきました。良かったです。雰囲気ある老舗のロイヤルホースで、あのメンバー(志水愛p,横尾昌二郎tp,里村稔ts,今西佑介tb,光岡尚樹b,弦牧潔ds)で、迫力ある纏まりある音、選曲も素敵でした。
でも、こじんまりDEAR LORDのライブも見逃さないでください!
※急きょ、12/26(土)13時~ライブが決定しました。
メンバーはポスターの通りです。テナーサックスの里村稔さんは泣く子も黙るハードバップ研究会のメンバーです。DEAR LORD初出演。畠山令(b)さん薮下学(g)もなんと初ディアロード
彼らにお会いできるのはとても嬉しいです。
ホントに、急に今西さんから頂いたお話です。ぜひともご予約をお願いいたします。
このポスターは弦牧さん作!
11/1(日)今西セクステットライブ 14時~¥2500 |