5/26(日)
昨日は、アメリカ・ロスアンゼルスからのヴォーカリストCathy Segal Garciaを迎えて
ピアニストにCathyが信頼を置いているピアニストの一人、杉山悟史と初ディアロードの
若きベーシスト梅本慈丹によるライブを開催しました。
昨日は暑すぎる事もなく、気候のいいお昼のひと時にライブが出来ました。
月曜火曜は又雨模様となるそうで、グッドなタイミングに、お客様に大勢来て頂き有難うございました。
昨日のライブは「12年前、京都の音楽ホーでCathyと出会った杉山さんが時を経て、ロスで出会い、又時を経てこの地で共演!とてもナチュラルで飾らず、静かめで笑顔が優しい、そんな人柄のまま歌うCathyさんに寄り添うように、時に追いかけ待ち構えるように演奏するベース&ピアノ。時を経て共感し合うプレイヤー達のライブ」でした。
1. Milonga gris
2. Cherokee
3. Luiza
4. Jump back(オリジナル)
5. If you could see me now
1. The Gypsy in my soul
2. In time
3. I could write a book
4. リンゴ追分
5. Day by day
encore. Route 66
カルロス・アギーレの「Milonga gris」をこのライブで聴けるとは思ってなかったので、嬉しくて
心沸きました。
杉山さんは、Cathyさんの「歌伴奏」にとらわれず、寄り添う時はめちゃくちゃ寄り添い、、これぞ
杉山ピアノといった素敵な間奏も聴かせてもらいました。
「リンゴ追分」は究極の、ぞくぞくするアレンジ、Cathyさんとの見事な呼吸が感じられました。
梅本慈丹さんも「Milonga ~」が好きそうで嬉しかったです、ノリノリだった気がします。
他の曲もソロを頑張ってくれてまして、ライブに来てくれてた同じベーシストの山本学さんから
大きな拍手を何度も貰っていました。
リハではスピーカーとの調子を心配したり、前日ライブだったので、お疲れかな?と思うCathy
さんではありましたが、本番前にワークショップの生徒さんや、ロスのお友達が訪ねて来てくれたせいか、笑顔がみれて安心出来ました。
Cathyさんをこれまで存じ上げなかったのですが、初めに書きましたように、ナチュラルで飾らない、笑顔がチャーミングな彼女。徐々に私は魅かれていきました。
オリジナル曲「In time」他も良かったです。彼女のお話が全部理解出来たらな、と英語力の無さを呪いました。
ライブ後「全曲、音源で欲しい」と感想を述べた女子もいました。
86歳のマダムは「リンゴ追分」の曲名を聞いて「わーぉ!」と小さく叫びました。
たまたまロスから日本に来ていたCathyのお友達であり、フルート奏者の方が2ndラスト曲に飛び入り参加されました。
アンコール「Route 66」にてライブは終了しました。
5/25(土)杉山悟史(p)Cathy Segal Garcia(vo)梅本慈丹(b)14時 ¥3000 |
Cathy さんが好きなミュージシャンはたくさんいますが、
信頼のおける ピアニスト杉山悟史はその中の一人。
同じ空間にいるミュージシャンと演奏して、起きる魔法の瞬間に到達するのが大好きなCathy。
音楽的に特別なものを、みんなで生み出せるというパーフェクト。
彼女と同じ空間で味わって下さい!
ご予約は090-8141-7309迄 後方3~4席ご用意できます。
Cathy Segal Garcia(vo)
L.A. ジャズシーンを牽引するキャシー・セガール・ガルシア。最近、2年半続けたSaturday Night Jazz DTLAの全16公演を成功裏にやり遂げた。アカペラ即興グループ “Fish To Birds”のオリジナルメンバーとしても活躍。
ボストンに育ち、1970年代前半にバークリー音楽学院で学んだキャシーは「ミュージシャンのシンガー」として名を馳せるとともに、数多くの賞賛と受賞歴を誇る。過去40年間、彼女は歌手・指導者・プロデューサー・編曲家としてかかわったすべての人を成功に導いた。
セガール・ガルシアは世界中で活動しており、特に1980年からたびたび来日し日本ジャズシーンとの深いつながりを築いた。シルキーで温かな声と落ち着いた好意的な物腰により、彼女は世界中で歓迎されている。強くスピリチュアルな人生哲学と彼女の尽きることのない創造力は多くのファンや親交のあるミュージシャンを驚かせ続けている。
今までに、ピーター・エルスキン、マーク・ジョンソン、ロス・トンプキンス、ジョー・ディオリオ、フィリップ・ストレンジ、ヨーンセウク・チョー、テッド・グレーネ、ラッセル・フェッランテ、ジョー・ラバーバラ、ベニー・モーピン、ティアニー・サットン等の伝説級のアーティストと共演し、12枚のCDを発売。現在、彼女自身の4つのレコーディングと、3人のシンガーのプロデュースを進行中。パット・メセニー、ザ・イエロージャケッツ、ヴァンス・メンドーサ、ジョン・アベルクロンビーに歌詞を提供。
杉山悟史(p)
1984年生まれ。4歳から12歳までをドイツ・ハンブルグで過ごし、小学校時代にクラシックピアノを学ぶ。関西学院大学でジャズと出会い、在学中より地元のライブハウスで活躍。
2008年「第2回神戸ネクストジャズコンペティション」準グランプリ受賞。
2010年11月にデビューアルバム「Someday」Somedayを全国発売。
2014年単身渡米。2年間の滞在中、現地ミュージシャンとのセッションを重ねる。
コロナ禍、ネット配信ライブ等、新しい形態に柔軟に対応し、アーティストとしての彼の気構えを魅せてくれている。
梅本慈丹(b)
1998年生まれ。大阪音楽大学に入学後、第2回尼崎JAMフェスティバル「学生コンボジャズコンテスト」にて優秀ソリスト賞を受賞する。
大阪音楽大学ジャズ専攻を首席で卒業。時安吉宏司に師事。
卒業後は主にジャズベーシストとして関西を拠点に活動しており、木畑晴哉トリオをはじめ、
様々なミュージシャンとの共演を重ねその頭角を現している。
5/13(月)
昨日は、米田あゆカルテット~牧知恵子(p)時安吉宏(b)中村雄二郎(ds)のライブを
開催しました。
雨予報でしたが、プレイヤーさん達が集合する頃はそんなに雨模様ではなく、
その後、少し降っては来ましたが、お客様方全員お集まり頂き、ライブを始めました。
昨日のライブは、「一見口数少なそうで、でも優しく喋ってくれて温かみある、若手アルトサックス奏者の米田あゆが、あちらこちらで活躍中の牧、時安、&中村を率いちゃって、凄いバンドでCDをつくり、今回ディアロードでの演奏もバッチリ決まったライブ」でした。
1. Daytime City(米田オリジナル)
2. Bossa Antigua(Paul Desmond)
3. My one and only love(Duke Ellington)
4. Foggy Scenery
5. Eternity(米田オリジナル)
1. Reminisce(米田オリジナル)
2. Scent of Spring(米田オリジナル)
3. I'm glad there with you(Jimmy Dorsey、Paul Madeira)
4. Mental Phrasing(Roy Hargrove)
encore. Calm(米田オリジナル)
米田さんと牧さんは、ライブ終了後、集合写真を撮らせて頂き、お疲れ様の乾杯をした後は、次の仕事の為に駅に向かうという、タイトな日でしたが、、
聴衆の為に、このライブをやり切る~!という彼女の気持ちがアルトサックスの音色から伝わって来たし、素敵なオリジナル曲をブローする彼女が、キラッキラに見えました。
彼女の「My one and only love」では感動で泣きそうになりました。
心沁みる時安ベースソロも手伝い、心の中では完璧に「がぉー」と私は泣いてしまいました
「Foggy~」他の曲々をこんなにもカッコよく拡げる牧さんの気迫あるピアノが素敵でした。
中堅ながら、まだ熟練の階段を登りつめる中村さんのドラムも目が離せません。
このピアノトリオだけでも聴けて最高!と思わせるところへ、清流のような米田アルトサックスが加わり、時にブロウし、シャウトするのがこのカルテットの強み!CDを買いそびれましたが、手に入れるつもりです。
アンコールはオリジナル曲「Calm」にてライブは終了しました。
一足先に西へと急ぐお二人
5/12(日)米田あゆ(as)牧知恵子(p)時安吉宏(b)中村雄二郎(b)14時~ ¥3000 (13時開場) |
オリジナル曲やスタンダード等演奏します。
皆様のご来店お待ちしております。
満席となりました。
米田あゆ(as)
1998年生まれ、神戸市出身。
12歳よりサックスを始める。高校2年生でジャズに出会う。
その後大阪音楽大学ジャズコースに進学。
ジャズを河村英樹氏、土岐英史氏、横山未希氏の各氏に、クラシックを飯守伸二氏に師事。
大阪音大と並行して甲南大学ニューポートスイングオーケストラに所属し、リードアルト兼コンサートマスターを務める。
卒業後、京阪神を中心にライブハウスやイベントなどで演奏活動を行なっている。
牧知恵子(p)
子供の頃よりクラシックピアノを学び、同志社大学入学後ジャズに興味を持ちはじめる。 大学在学中は、ビッグバンドに参加し、大学卒業後、関西のジャズクラブを中心に演奏活動を行う。 2003年から2004年の1年間アメリカに音楽留学をし、2004年にニューヨークで開催されたIAJEにて演奏する。帰国後は、作曲、アレンジも含めて、おもに関西のジャズクラブで演奏活動を行っている。
時安吉宏
1978年兵庫県生まれ。大阪音楽大学ジャズ科卒業。
高校時代にジャズバンド部でウッドベースを手にする。
音大在学中よりライブ活動を開始。京阪神を中心に、最近では全国的に活躍中。
ジャズのみならず、ポップスやゴスペルなどのサポート、また有線やCD作品、DVDなどの参加も多数。それ以外にも現代美術との競演など、オリジナリティーあふれるその活動は多岐に渡る。国内外の有名ミュージシャンとの競演も多数。
中村雄二郎(ds)
16歳でドラムを始め、アメリカ合衆国バークリー音楽大学に渡る。
在学中から頭角を表し、ボストンの老舗ジャズ・クラブウォーリーズ・カフェにてハウスドラマーも務める。
その後NYへ移動し、プロミュージシャンとしての活動を開始。
若手ミュージシャンの登竜門であるクレオパトラズ・ニードルや、ハーレムにある老舗ジャズ・クラブ、セント・ニックス・パブなどでハウスドラマーを務める傍ら、ニューヨークの音楽シーンを代表する女性ヴォーカルであるイヴ・コーネリアスのバンドに参加し、レノックス・ラウンジ、スィートリズム、バードランドなど一流クラブにも多数出演する他、ロイ・ハーグローブ、ディビッド・キコスキ、ウォルター・スミス3世(英語版)、ジャリール・ショウなど、世界的なアーティスト達と共演。
2016年より拠点を日本に移し多忙な日々を送る。